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イタリア南部プーリア🇮🇹ピッツェリアオーナーとの出会い

産休を利用してイタリア南部のプーリア州の南サレントに来ておりますが、同じ場所に長く滞在しているので、地元の方々と話す機会があり色々面白い発見がありました。

滞在している海沿いのビーチタウン、トッレデロルソでとっても美味しいピッツェリアを発見しました。

DOC Lounge & Bar
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例えば私はここのVegana(ベーガン)ピザがお気に入りで、新鮮なトマトソース、ズッキーニやナスに加えて、ピスタチオのクリームが載せてあって工夫してあり美味しいです。

ここにモッツァレラを載せてもらう「ベジタリアン」もあります。

こちらがベーガンピザ

主人のお気に入りはクアトロフォルマッジで、チーズが贅沢に使われていて(時々チーズをケチっているピッツェリアがありますがここのはたっぷり)、満足感大。

ゴルゴンゾーラの味がしっかりのクアットロフォルマッジ

そして素晴らしいのがピザ生地です。
こちら何と48-72時間寝かせたもっちり長時間発酵の生地で、最後まで残さず食べたいおいしさです。

こちらのオーナーご家族とお話する機会がありました。

オーナーはミラノ出身の女性で、ミラノに45年間住んだ後でこちらに移住、
「都会暮らしはもう充分」
「こっちはサービスでも何でも北イタリアに比べて遅れているけれど、このリズムで生きていくって決めたの」
と仰っていました。

一方で田舎のリゾート地生活は良いけれど、
「やっぱりメンタリティは相当遅れている」
「サービスレベルが低い」という不満もありつつ、

でも「完璧な場所はないから」と言いこちらで余生を過ごすつもりとのことでした。

こちらのサレント地方出身でミラノで働き戻ってきた男性からのコメントと被る部分があります。

そして同じ家族の一員であるピザを作っている男性に色々訪ねたら、何と夏のシーズン中は朝6時から夜中の2時まで働き続けるそうです!
「昼寝が1時間出来る日もある」けれど、ほぼ寝ずに日中は過ごし、そのため夏の期間に12-13キロ痩せてしまうと言っていました。
ピザ作りも大変なのだと学びました。。

お店はコロナ直後は夏だけの経営で、コロナが落ち着いた去年(2022年)は冬も開けようと思ったけれど、今度は電気代が高騰しすぎて叶わず。
今年こそは冬も週末だけ開けられないかと思っているそうです。

家族経営のお店やレストランって大好きで、経営の裏のストーリーをいつもたくさん聞きたくなってしまいます☺️

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