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フランクフルトの動物園

ドイツ生活3年目にして、
初めてフランクフルトの動物園に行って来ました。

最近毎週末遠出していたのでこの日曜はあまり遠くに出かける気にならず、
一方で天気予報もイマイチで午後になって雨が降り出しており、
家で勉強を始めたけれど気持ちが乗らず、
どこかに行きたいな〜ということで、
ドイツ移住3年目にしてまだ行ったことのない動物園に。

どうしてただ動物を見るのがこんなに楽しいのかわからないのですが、
動物園はなんだか心が盛り上がります・・・

行ってみた感想
ポジティブ
◆かなり広くて見るものがいっぱい
◆綺麗な公園のような感じで自然が美しい
◆世界各地の沢山の変わった動物が見られる
◆可愛い動物を見られて心躍る
ネガティブ
◇いるはずの動物が見つからず看板だけで何もいない空間が多すぎました。
動物がどこかに隠れてしまっているのだと思うのですが、日本の動物園やフランスの動物園では「ここにXXがいるよ」、と書いてあったら、普通は角度を変えたり場所を移動すればなんとかその動物が見えたように思います。
一方でこのフランクの動物園は、どんなに頑張って探しても何も見えず結局その動物は見られず終了、と言うところがものすごくたくさんありました。
つい入場料返せ〜❗️と叫んでしまいました。
(それでもかなり広いのでたくさんの動物が見られましたが)
◇トラのいるところで、死んだ鳩🐦やひよこ🐤が、私たちのすぐ目の前に置いてあったり(エサ用…)、
すぐ目の前でトラが鳩の体を食いちぎって食べている風景が見られたり、
エグい。

フランス人の主人も
「え、小さい子供に、死んだ鳩を目の前でしゃぶり尽くすトラを見せる・・・?こんな動物園初めて見た、ドイツって独特だね」
と言っていたので
国際的にショッキングということで同意しました。

ドイツでは何ごとも包み隠さず子供にも見せるのかな?
と考え方の違いに驚きました。
一方で、自然の原理を小さい子供のうちから理解させる、というのは、
もしかしたら良いことなのかもしれません・・。

ちなみに私が覚えている中で一番感動したおすすめ動物園は、
フランスのリヨンの公園の中にある無料の動物園です。
Le Parc de la Tête d'Or  
ものすごくたくさんの珍しい動物がいて、しかもタダです! 
もちろん、看板通りの動物がきちんと見られます笑

さて・・・
フランクフルトの動物園は、地下鉄U-Bahn7番のZooで降りるとすぐ目の前に入口があります。
入場料は大人一人13ユーロで安くはないです。(と私は思いました)

午前の部が14時までで、午後の部が14時半から19時までです。
14時に館内の人は一度皆追い出されます。
(このシステム、ドイツにすごく多い気がします。あんまり他の国では見たことがないです)

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最初に虎をかなり近くで見られました。ここが噂の、
死んだ鳩やヒヨコがボンっと置いてあるのをガラス越しに見せられる、
自然界の真実を見られる館です・・・
(死んだ鳥や内臓が出ている鳩の写真を撮るのはさすがにはばかられたので写真はありません・・)

くまちゃんもいました。

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名前を忘れてしまった可愛い何か

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ウケる顔の何か(すみません名前が覚えられず)

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オットセイが気持ちよさそうにのびを

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サイってこんなに大きいんだと改めて驚きました。

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ツルは今日気づいたのですが頭に赤い丸があるから日の丸に見えるのですね。

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私はシマウマのお尻が大好きです

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これはただの野生の孔雀です。

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このフランクフルトの動物園には幾つものテーマの「ハウス」があって、
鳥のハウス、
お猿のハウス、
ネコ科の動物のハウス、
魚のハウス、
などという感じで室内でガラス張りに動物を見るものが多かったです。

一方で、いくつかの「ハウス」は動物のために明かりを消していて、
中がものすっごく暗く、
その中で(かなり広いので)20〜30分間、
一生懸命目を凝らして動物を見つけようとして、

最後、若干頭痛や吐き気がしました笑。
もう少し電気をつけても良いような・・・
私が暗い中でよく見えないだけなのでしょうか?

また、途中雨がかなり降っていたので、
動物が雨宿りに隠れてしまっていたケースも多く、
やっぱり動物園も、ある程度お天気の良い時に行った方が良いのだな、
と思いました。
あんまり動物園と天気の関係について考えたことがなかったです。

動物園に行ったことで私は何を学んだのだろうか、
と今少し考えてみたのですが、
単純に、見たことのない動物を見られたり、
知っている動物が目の前で動いているのを見て楽しかった、
というとっても純粋なワクワク感、以上、という感じで
特に学びとしてシェアできることがなく恐縮です。

ただ、一つ面白いなと思ったのは、
異なる種類の動物が一つの場所に一緒にいるケースがいくつかあって、
そこであまりお互い干渉せずに淡々と過ごしていたことです。

例えば二匹の小さい猿がエサを取り合っていて、
そのエサが取合いの最中にふと下に落ちてしまいました。

そこでちょうど下にいた比較的大きめのモルモットのような動物が
うまくそのエサをキャッチして、
なんか降ってきたラッキーという感じでもぐもぐ食べ始めました。

二匹の猿はガーンという感じでショックを受けながらも、
その共存しているモルモットからエサを奪おうということはせず、
でも気になるようで何度かモルモットに近づいて、
攻撃したり手を出したりせず、
ただこっそり悔しそうに見ているだけ・・

なんだか面白かったです。

そんな雨降りの日曜の午後でした。

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