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ドイツ🇩🇪での妊娠と出産/プレ両親スクール、ドイツの自由な出産の仕方に驚愕

妊娠34週目の週末(土日それぞれ丸一日❗️)に、
プレ出産両親スクールに行って来ました❗️

ドイツ語のクラスばっかりで英語のスクールは席も限られていて、行きたい週末のクラスは定員いっぱいだったのでWaitingリストに入れてもらって待っていたところ、無事空きが出たので行ってきました☺️🙏

(後日談;結局36週目で生まれてしまったので、このタイミングで行けて本当に良かったです・・)

土曜日と日曜日9:30-16:30(ランチ時間45分)という結構長時間なクラスで緊張。

私が住んでいるドイツのフランクフルトにあるこちらのセンターでオンラインで申し込みました。FamilienGesundheitsZentrum
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フランクフルトのNordend(ノードエンド)と呼ばれるオシャレなエリアで開催、お天気もよく歩いているだけでウキウキ

小さい教室にドイツ語が母国語でない人たち中心にインターナショナルな5カップル、合計10人とドイツ人の先生。
みんなヨガマットやバランスボールに座って自己紹介からスタート。
リラックスした雰囲気で特に1日目は「みんなでお話の時間」はほとんどでした。
それでもすごく面白かったです。

何を学ぶかと言うと
🔸出産の日、何がサインでいつ病院に行くべきか(破水したらすぐ病院に行かないといけないと思っていました😅)
🔸出産の体勢(!)なんとドイツではほとんどの病院で好きな姿勢で出産を試みられるようです。
🔸どんな出産を望むか、じっくりとパートナーと話し合う、パートナーに出産の際に望むことなどを話し合う
🔸授乳についてや子供の抱き方
などなど。

中でも私が本当にびっくりしたのは、ドイツの病院ではほぼどこでも、出産の際に妊婦が自由に動き回り、色々な体勢を取り、特には水中出産を試みたり、上からぶら下がった布につかまってしゃがんだり、とにかく自然に産めるように色々試して良いと言うことでした。

アメリカの映画などに出てくる、寝っ転がって足元にお医者さんがいて覗き込んでいて、その姿勢のままとにかくうーんうーん言っていきむのが普通と思っていたので、個人的にはかなりびっくりしました。

色々な体勢を学びました…
しゃがんだり
出産用の椅子に座っていきむ。
出産用の椅子が必ずどの出産部屋にもあるようです
ドイツ人の友達はこの四つん這いで病院の部屋のお風呂の湯船で出産したそうです

また、参加者もインストラクターも皆「出来るだけ自然に出産したい」という共通した望みを持っていることに驚きました。

私などは、痛みが最小限になれば何でもいいと思っていて、
開口一番に「ドイツ語で麻酔って何て言うのですか?」と聞いてみんなに唖然とされたぐらいですが・・(答えはPDA、ペーデーアー、です)

ドイツって、オルタナティブなんだな、自然な出産にどれだけ近づけるかがこんなに重要視されているんだな、と本当に驚きました。

ちなみに実際の分娩室は本当にこんな感じでした。

水中出産用のバスタブにバランスボール
天井にはぶら下がっていきむ用の布が・・

またカリキュラムの中には夫が出産の際にどのような役割を果たすことを妻が望んでいるかを話し合う、
出産当日の流れの予習(破水して、ゆっくり過ごして陣痛が来たら病院に行って、など。破水したらすぐ病院に行かないといけないのだと思っていましたが破水してから初の出産だったら24時間ぐらいあるので焦らず最後のディナーを楽しんで、出来れば家でゆっくり寝て、などと言っていて驚きました。)
赤ちゃんの抱っこの仕方、授乳時気をつけること、などなどが含まれていましたが、知識を一方的に身につけると言うよりは、参加者みんなで不安や思ったことをシェアしあう時間がほとんどでした。

同じ時期の出産を控えたカップルとの交流は興味深くて、最後皆で連絡先を交換してワッツアップグループを作って情報シェアしたりなどとっても面白い経験になりました😆

参加者からの面白かったコメントの一つは、メキシコ人のカップルが、「ドイツでは赤ちゃんの抱き方をわざわざ学ぶことにびっくりした、メキシコでは家族の集まりが多く、誰かの赤ちゃんを抱っこするなんて日常茶飯事だからカルチャーショックだった」と言っていたことです。

ちなみにグループの中で私が一番最初に出産していました😅


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