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ちっちゃい辻堂づくり、進行中!

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ちょっとずつ、一歩ずつ、の、ちっちゃい辻堂の日々。
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#まちづくり

もみ殻燻炭づくり

微生物舗装に使う材料の1つ、もみ殻燻炭。 竹炭よりも細かい隙間に入っていき、微生物の住処になります。 ただ、これをつくるのがけっこう大変なんです! 材料は以下の通り もみ殻(今回は8袋) 燻炭器 スコップ(かき混ぜる) レーキ(もみ殻を山にする) 水(最後の消火にかなり使います) だいたい1反の田んぼから3袋分ぐらいのもみ殻が出ます。 もみ殻はもみ殻袋に保存しているのですが、それが大きい! 軽トラに載せるのが1人ではやっとです(笑 今回はこれが8袋。いけると思

銀行融資の話

建物を建てるには避けられない融資のお話。 どこの銀行さんにするかは、判断基準が迷います。6年前に介護施設を建てる時には、3行さんから提案をいただきました。結局金利と借り入れ期間を比べて、数字だけで判断せざるを得なかったのが現実です。ほんとうは価値観や世界観も近い銀行さんと出会えると良かったのですが・・・ その後に知ったのですが、ダイベストメントという言葉をご存じでしょうか?Investment(インベストメント、投資)の逆で、投資撤退と訳されたりします。銀行にお金を預けて

9/29 確認申請

建物を建てるためには、建築確認申請が下りる必要があるが、今回の久根下の建築予定の場所は、公図混乱をしている。下の図の黒線が実際の道路。 60年以上前は田んぼだったが、その後、土地区画整備事業を行ったが、途中で頓挫してしまったようで、今の道路と公図が全然一致していない。なので、正確には建築基準法上の”道路”とはなっておらず、”私道”扱いである。そのため、 ・もともとあった建物の同規模・同敷地での建て替えは認められるが、建物が建っていた記録がないところに、新しく建てることはで

8/25 ちっちゃい辻堂 夏祭り

ちっちゃい辻堂出口の建築予定地にある400坪ほどの空き地。 例年辻堂諏訪神社の例大祭(7/26・27)の時に、露天商の方々が車を停めるのに使っていただきます。なので、年に2日だけ。祭りで笛を吹いていた祖父の想いもあったのかなと思います。 それ以外には隣の消防署の夜勤の方が車を停めることに使っていましたが、その消防署も去年移転。建築がはじまるまでは、ただの空き地状態です。 辻堂諏訪神社の例大祭も今年3年ぶりに開催できましたが、それまでできていませんでした。 小さいころから辻堂

9/2 地鎮祭が無事終わりました!

ちっちゃい辻堂の久根下の建設予定地にて、地鎮祭を行いました。 構想から6年。やっとここまで来ました。9/2が友引だったので、この日に。 神主さんは茅ヶ崎の第六天神社から来ていただきました。 自宅敷地内に第六天の石碑があり(以前は、所有していた別の土地にあったもの)、その御霊を入れていただくのにもお世話になったそうです。 また祖父が生前神主をしていた時に、お手伝いに行ったこともあり、 ご縁のある神社です。 途中から雨が降ってきてしまいましたが、「雨降って地固まる」ということ

竹炭づくり

ちっちゃい辻堂の駐車場スペースは、アスファルトではなく、水も浸透し、大地の呼吸があり、微生物もそこに住まうような場所にしたいと思っています。それをつくる材料の一つが竹炭です。 炭は多孔質(穴が多い構造)のため、微生物の住処にもなるし、適度に水分を含むこともできます。神社仏閣の床下に炭がたくさん入っているなんて話もあり、土地を浄化する?なんてことも言われたりします(イヤシロチ化)。 藤沢の北部エリアの管理がなかなか仕切れていない竹林の所有者さんとつながることができ、竹を取らせ

平屋レスキュー(解体しながら)

ついに解体工事もスタート! 雨戸や窓、ドアなど、取れるものを事前にレスキューしていたことで、比較的クリーンに解体が進みました。 (以前、同じような平屋を解体した時は、窓がバリンバリン割られてました。) 自分では取り出せない柱や浴槽は、事前に養生テープでマーク。解体業者さんにお願いして取っていただきました。 母家の前の大谷石の塀も劣化してきて、ポロポロ崩れてきてしまっていたため、このたび解体してもらいました。大谷石は処分費が高いらしく、また静岡県に運ぶ必要があるとのこと。幸

平屋レスキュー (解体前)

今回の新築予定地にある、最後の2棟の平屋。築60年近く、もともとはここは田んぼだったらしい。 どちらも30年以上住んでくださっていました。 8月着工に向けて、7月頭から解体業者さんに解体していただくのですが、全部捨てちゃうのはもったいない。 事前にレスキューできるものはレスキューしました! 石井 光

辻堂まち歩き(仲町商店街編)

noteの更新が久しぶりになってしまいましたが、プロジェクトはなかなか思うように進んでおりません(笑 6月には着工の予定でしたが、やはり見積もりには時間がかかるんですね。 さらに5月下旬に祖父が亡くなったので、その関係で相続登記などいろいろとやらなければいけないことが出てきました。1年とか半年とかプロジェクトが遅れることはなさそうですが、数か月は遅れそうです。 そんな祖父が自宅そばの諏訪神社で神主をしていたこともあり、地元の歴史を調べるのが好きだったので、生前いろいろと地元

チームづくり(サードプレイスでの出会い)

今回はちっちゃい辻堂のチームがどのようにつくっているかを話したいと思います。 建築関係4人(下の写真は建築チームです)、コンセプトブック・HP関係5人、不動産関係2人の11人の方々にご一緒していただいています。 建築家の山田さんとそのスタッフの松崎さん以外は、すべてサードプレイスで以前から出会っていて、その延長でお仕事をお願いしました。 家庭内や、学校、職場とは異なる第三の居場所。定期的に通うカフェなんかもこれに属すると思います。 僕が所属しているサードプレイスと呼べ

コンセプトブックができました!(ダウンロードできます)

つくりなおしていたコンセプトブックが完成しました~ 前回のコンセプトブック完成から早4年半。考え方の大きなベースは変わらないですが、改善したいところ、考え方が広がったところなどあったため、つくりなおしました! どんな想いでちっちゃい辻堂の風景をつくっていくか、どんな暮らしがあったら良いなと思っているか、をまとめています。こういう想いに共感してくださった方が入居してくださるといいなと思っています。 自分の軸がぶれそうになることもありますが、この冊子は自分が立ち戻るアンカー

カラぺハリエでコンセプトブックの材料づくり

1月中旬のことになるのですが、栃木からNPO法人みんなちがうからおもしろいのみなさんに来ていただき、コンセプトブックづくりに関わってくださっている方々と、カラぺハリエでコンセプトブックの材料をつくりました。 カラぺハリエの永田江里子さん、しょうたくん、今井絵理さん カラぺハリエとはカラぺ(カラリエーションペーパーの略)とハリエ(貼り絵)だそうで、エリックカールの『はらぺこあおむし』のようなイメージです。 今までつくられたもの。どれもかわいい! NPO法人の名前「みんな

ロゴができました!

グラフィックデザイナーのしょこたんさん(高橋祥子さん)にお願いしていたロゴができました^^ しょこたんさんによると、『「大樹のような大家さん」というキーワードがでていたので、年輪のモチーフを使ってみました。 内側からどんどん年輪が刻まれていくようなイメージもできると思います。 「辻」という漢字も隠しています。辻は「あっちとこっちの境目」の意味合いがあるので、エッジを超える場所という意味合いで入れるといいなぁと思いました。』だそうです! 辻堂が森の

プロジェクトのはじまり

山田さんとの出会い パーマカルチャーデザインコース「ちっちゃい辻堂」プロジェクトの建築を依頼している、建築家の山田さん(ビオフォルム環境デザイン室)との出会いは2016年8月。藤野で行われたパーマカルチャーデザインコースでした。 山田貴宏さん パーマカルチャーという言葉を知ったのは、ロンドンに滞在している時に、「生物多様性保全」と山崎亮さんの「コミュニティデザイン」に興味があるという話を友人にしていたところ、「パーマカルチャーって知ってる?」と教えてくれました。その時はピ