ヤマアラシのジレンマ
2020年8月3日(月) 記入者:主人格K
先々週から、夫にくっつきたい人がいます。
「抱きしめてもらって、頭を「いい子いい子」のように撫でてもらいたい」
ただただ、それだけの人がいます。
一方、夫と普通に夫婦関係を持ちたいと思っている人もいます。
夫にはその時誰が自分のそばにいるかわかりません。
ただただ抱きしめてもらいたい人は、幼い人格なので、夫が動物的に反応し、性器が硬くなって、それにわたしが触れてしまったり、夫がそのまま関係を持ち始めてしまうと、父親から受けた性虐を再現してしまうことになります。
先日は、そのフラッシュバックに耐えられず、僅からながらですが、一刻も早く現実を忘れたいとODをしてしまいました。
ちょっとニュアンスが異なりますが、「ヤマアラシのジレンマ」という感じでしょうか
鋭い針毛を持つヤマアラシは、互いに寄り添い合おうとすると、自分の針毛で相手を傷つけてしまうため、近づけない、というジレンマ。ショーペンハウアーが寓話として用いた表現とされる。〜weblio辞典より〜
私はただただ、夫に「抱きしめてほしい」と思っているだけで、夫もその気持ちに答えようとしているだけで、でもその時の私の人格が不明なために、その後の行動によってはわたしを傷つけてしまうし、私としては、こんなふうにフラッシュバックしてしまう現実に、愛する人に抱きしめてもらうだけのこともできないのか・・という喪失感、空虚感、そんなふうなことを感じ、苦しさでいっぱいになってしまうのです。
なんともめんどくさい人生です。
今日も読んでくださってありがとうございました。またあしたも読んでもらえると嬉しいです。
いつか、この治療記が同じような苦しみを抱える人の役に立つと良いなと思っています。サポートよろしくおねがいします☺️