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三浦(さんぽ)温泉

「みうら」じゃないよ、「さんぽ」だよ。

静岡県伊豆松崎町には三浦(さんぽ)地区と呼ばれる地区があります。
岩地(いわち)
石部(いしぶ)
雲見(くもみ)
の3つの集落を指します。

今は閉校してしまいましたが、若旦那の母校、三浦小学校は石部にありました。「さんぽしょう」てかわいい響きですね。

今回は雲見温泉の源泉、三浦温泉について調べてみました。
(色々調べてはおりますが、あくまで勉強中の個人的なまとめです)

3地区の源泉を合わせた混合泉

各地に源泉があり、それを一度石部の三浦温泉株式会社さんがまとめて、三浦地区の各宿へ配給して下さっています。いわゆる混合泉です。現在使われているのは、三浦1号と三浦5号です。三浦温泉株式会社

泉質や温度は異ならないの?

泉質はみなカルシウム・ナトリウム塩化物泉。ミネラルの割合に多少のばらつきはあるそうですが、ほぼ同じです。今回三浦温泉株式会社の源泉詳細を見て初めて知りましたが、成分は同じでも源泉温度に差があると知りました。赤井浜、、源泉が37度って最高のぬる湯じゃないですか、、、!!(現在は使用されておりません、、)

ざっくりと三浦地区・松崎の温泉の歴史

雲見の開湯は1955年、漁業協会による温泉採掘が成功し、赤井浜に共同浴場が誕生。その後、松崎町も役所をあげて温泉開発に取り組み、松崎町でボーリングを行い温泉が発掘。さらに1967年以降、民間事業による採掘事業が石部や岩池で行われ、1973年には古くからあった雲見温泉の源泉も合わせ、民宿ラッシュの70年代には源泉が5つ稼働していたことになりますね。
松崎町HP  漁協が採掘という情報

おまけ: 赤井浜温泉について

赤井浜源泉は現在使用されていません。赤井浜源泉が楽しめていた露天温泉も残念ながら2年前から使用できなくなっております。(さまざまな理由があると聞いていますが、配給先の宿が減り赤井浜源泉を使用しなくても足りるようになったとか、、かといって権利所有者さんでは管理しきれないとか、、、) 惜しまれる、、、3年前、夏シーズンに一度入りました。水着を着て入る無料の露天。絶景のぬる湯でした。他所から来た若女将の妄想の一つは赤井浜の復活。もう一度あの景色を見ながら源泉掛け流しのあの温泉に入りたいな〜なんて、、、

雲見園では循環加水塩素なしで100%掛け流しで温泉を提供しております。夏と冬の管理の違いや、高い温度の源泉を加水循環なしで冷ます熱交換についてなども勉強しながら紹介していきたいと思います。

※勉強中ノートのため、記事に修正が入ることあり。ご了承くださいませ🙏



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