見出し画像

2022年のベスト−本、映画、テレビ番組−続き

2023年1月3日

すっかり忘れていました!2022年に見たテレビ番組で不思議と心に残った佳作があったことを!

Tales from the Loopという作品。元々はスエーデンのSimon Stålenhagの作品だそうです。SFはどちらかというと苦手な分野。でも、そのフィルモグラフィーの美しさ(あるいは不気味さ?)に惹かれ、どんどんその世界観に入り込みました。

シカゴのあるアメリカ中西部の寂れた街のようでもあり、70年代のようでもあり、ソ連風な建物や職場環境だったり、という懐かしいような近未来的な環境に、タイムトラベルの要素があtたり、古い感じのロボットが物語の鍵となっていたり、この特殊な世界観に痺れました。


この少年とロボットの交流が泣けます

最初の数話は救いがなくて人間の嫌なところが見えてくるのですが、人間ってそういうものだよなぁ、と思えて必ずしも厭世的な気持ちにはなりません。また、それだけではなく人と人(あるいはロボット)との繋がりも見えてきて、全く別の世界に連れて行ってもらえます。

この世界をより豊かにするために、こうしたファンタジーの世界を垣間見ることもありだ、ということを教えてくれた作品でした。

その他、Dead to Me (3シーズン)やWhite Lotusも面白かったです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?