Kotobani

詩を書きます。 芸術であり身近であること。 木も見るし森も見ること。 境界はあるけど開…

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詩を書きます。 芸術であり身近であること。 木も見るし森も見ること。 境界はあるけど開いていること。

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初詩集「鉄粉が舞う、夜明け。」

 この度初となる詩集「鉄粉が舞う、夜明け。」を、これまで連詩などコラボしてきたノイズ氏と共同で出版しました。  本の中身についての詳細は、共同アカウント「ノイズ以上コトバ未満」でのこちらの記事に委ねるとして  ここではコトバニとしての思い入れの話を。  詩集には、この2年くらいに書いた詩が収録されているわけですが、編集の段階になって最後にもう一越え欲しいかもと思っていた時期がありまして。そこでコトバニとしては楽曲だ!と奮い立ちまして、一夜にして3、4曲くらいの元になるような

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初詩集「鉄粉が舞う、夜明け。」

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    チルしたいことばにのプレイリスト

    チルしたいことばにのプレイリスト

    ECHO's「勾配」 #Kotobani

    勾配ダークブルー遠出してまで閉店間際の ショッピングモールまた間に合うよ マニキュアによる救済燻らせて コンクリート詰めみたいなあんたの心 心から帰りたいな背中 可能世界は再び加速していく わたしはわたしと呼べるのでしょうか 唯一この世界で不必要なものは僕 見える聞こえるえもいわれぬ 眠る地球の咀嚼音だけ聞こえる 通り魔的なきみの言葉 拘泥しているのはシールか肌か 愛してないって何度言えばいいの? 線路は続くよ架線が消えても 約束なんてなくて守っているのは僕だけだった あ

    ECHO's「勾配」 #Kotobani

    語られることは変わる。それによって自分が形づくられているのを感じる。いやそもそもその瞬間にしか存在していないのである。

    語られることは変わる。それによって自分が形づくられているのを感じる。いやそもそもその瞬間にしか存在していないのである。

    歯車よりも羽衣を

    街の本屋がフィットネスクラブになって久しい。 工業食を食べ、肥えた身体を絞る。 言葉が意味を持たなくなって久しい。 そういった詩もだ。サムヘンショウ観て寝る。 おもむろならひた隠しに。 語り部なら聞き手に。 僕は利き足に。重心をかける。 削った相手を。憂う試合後。 街の問屋が掲げた言葉が眩しい。 包容力を買われ、扇子を手に取り。 踊る。恐る恐る踊る。 午後。

    歯車よりも羽衣を

    ステンレスを殴ったような脚気

    ステンレスを殴ったような脚気 アルコールで誤魔化したようなこんにちは、無音の日々以後更に殊更に 涙の色は何色ですか?句読点抜きで、 最初からこうしていればよかったと軽量は変化する 院内感染みたいな常識にまみれてるガットフィーリング 「あした」を口にする希望論者はサイリウムを振る カメラに収めた愛は愚かな息を続ける 染み込んだものは何か?光速で伝えて キメラマウスが死に損なった、夏 形と形で影を繋いだプラスチックに恋したみたい いるかいないかわかってて蹴る 微熱な恋捧げた炎

    ステンレスを殴ったような脚気

    春を春と

    一秒を1秒と感じるには 一分を1分と感じるしかなくて 一時間を1時間と感じるしかなくて 一日を1日と感じるしかなくて 一月を1月と感じるしかなくて 春を春と告げられるしかない

    春を春と

    凹凸が分かれた 傘の匙加減 眼の前の息吹き 態度には出ない苦しみを味わう 芽吹く先々の破片 蕾の湯加減 獣みたいになる 最後には鈍い歓びに包まれ 旋律は鍵 となって 柔い礫を 差し出す ささやく 言葉は まやかし

    件の切り取られ

     あべこべだ 床に落ちたシャツは忘れられて シワと湿り気、洗ったのに 街の灯りも ハルの日差しも 件の道の 枕木のよう  これからは 松竹梅にかぞえ分けられて 言わんとしてるに、飾ったまま 肩身狭くても 混じり気なくても 例えば君の 片付いた日々も

    件の切り取られ

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    Ⓜ Music Video

    Ⓜ 作詞/曲 Kotobani 意図もせずそこにいて 寄りかかるしがない色波憩わせて 息遣い聞く度に味を占め そのまま待ちわびて恥を知れ、無能 人集りすまし風 忽然と諍い営み挑ませて 特別なことだけを鵜呑みにして 今までありがとうね それだけで慰労 もともと街並は隠れ蓑 息遣い聞く度に兜の緒を締め おともなく憧れて舵を切れ、昨日

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    今夜新曲MVをYoutubeにアップします。 タイトルはⓂです。 こちらにも投稿します。

    今夜新曲MVをYoutubeにアップします。 タイトルはⓂです。 こちらにも投稿します。

    掛け違えた世の習わしは

    掛け違えた世の習わしは 身分はどうであっても 轍が頬まで巻き付いた 引き摺るなもう、ってなるほど 言葉は越年し得ない さっきまでのぜんぶ 去年の西暦がつくよ 宇宙デブリとなって この星をワックス掛けしている ツヤツヤになって嘔吐した

    掛け違えた世の習わしは

    温かくて安らげる場所を。 それがなければせめてもの音楽を。

    温かくて安らげる場所を。 それがなければせめてもの音楽を。