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過去の家出は自己受容を知るため

昨日のインスタラブで、『私、家でしたことありま~す!』みたいなことを言いました。私の記憶に残る家出は2回、小さなものも含めるともう少しあります。今となっては、笑ってしまう出来事、でも当時の私には許されない、我慢の限界を超える出来事。

当時の私は共働きで、常にクタクタの状態。主人も今とは違い、忙しい状態でした。下の子がオムツが取れたか否かくらい。子どもたちがまだ小さく、二階の寝室で寝起きするのは危ないため、全ての生活を一階の茶の間ですませていた時のこと。

その日、久しぶりに家族全員で夕食を食べることができた。しかし、主人は日頃の疲れとお酒が回って、茶の間のど真ん中で丸太のように寝てしまった。起こしても、ビクともしない。このまま、部屋のど真ん中で寝続けられると、お布団を敷き子どもたちを寝かしつけることもできなかった。

毎日、一人で子どもたちを保育園まで送り迎えし、お風呂に入れ、ご飯を作り食べさせる。その生活を続けて、私はいつも疲弊した状態。私だって疲れている。でも、私がこんなに働いて、こんなに育児も家事もしているのに、この人は夕飯も作らず、食器も洗わず、ただゴロっと寝ているだけ。しかも、起きない。我慢の限界だった。何か心の中で崩れた気がした。

こいつ、ムカつく。もう、どうにでもなれ。

私は、部屋の真ん中で丸太に様に寝ている主人と、二人の子供たちを置いて、夜9時過ぎに家を一人出た。出たところで、行く当てもない。とりあえず、夜遅くまで開いている本屋に駆け込んだ。

本屋に行っても、残してきた子どもたちの事を思うと罪悪感で押し潰されそうになる。でも、主人には『私はこんなに大変な目にあっているだ!』ということに気づいてもらいたかった。そして、協力して欲しかった。

当時の私は、疲れた時はまず自分を労わる、休ませるということを知らなかった。私が休みたい、寝たいと思ったことをただ主人が鏡となって映しているだけだった。

今の私は疲れたらすぐに休みます。家族を差し置いて、サッサと寝ます。だって私は『疲れたら休むし、寝てもいい』と自分に対し許可を出せるから。疲れて寝てしまう自分に対しOKと許しているから。

すごく些細な事、でもこの些細なことがとても重要。これも立派な自己受容。『疲れているから寝る』『疲れているから休む』自分を受け入れてみて。心も身体も少しずつ元気になっていきます。

疲れていることが悪いことではないし、イライラしている自分も悪いことではない。その辛い経験があるからこそ、その反対側の世界が分かる日が来ます。私も10年かけてやっと反対側の世界にくることができました。あなたの今の辛い経験をあとは反転させるだけ、そのために少し休んでみてはいかがでしょうか?

あなたの引き寄せたい世界を 引き寄せられますように💕


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