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100マス計算って競うもの?

今日もお疲れ様です。
今朝仕事に行く途中久しぶりにカタツムリを見ました。🐌🐌


小学4年生の時、私のクラスは毎朝100マス計算をするのが日課だった。

「100マス計算」知ってます?


当時の私の知る限りの100マス計算は

マス目になってて~左角1マス開けて〜
1番上横と~左縦に数字を入れて~
開けてた左角に~➕➖✖️➗どれかを書いて~
計算するの❤️(ギャル風🎉)

足し算、引き算などは先生が決めて一斉にスタートして時間を計る
みんなが出来たら答え合わせ。
私は公文を幼稚園から習っていた為、計算だけは異常に早かった。

あくまでも、計算だけ!😅


公文のおかげでいつも断トツトップで
「出来ました!」と手を挙げていた。

そんな私をライバル視する女子がいた。(仮にA子)
A子は私からみると、顔良し、スタイル良し、手足長~い、今でいうカースト上位の3位以内に入るタイプの子だった。
だから私みたいなちんちくりん🥳をライバル視する意味が分からなかった。
もしかして、A子からするといつも100マス計算で1番に手を挙げる私が目障りだったのかもしれません。

「出来ました!」と私が手を挙げれば

「キャ~~~~~~~何で~~~💢!!!!」

と周りが引く位の大音量で叫ぶ。(毎回💦)
そして凄い目で私を睨む😡(こっちこそ何でよ?)

とある日は

「あ~~~~~もう、ムカつく、ずるい!!💢」
「何でよ~~~~~~くそー!キィー💢」

と、心の声を全て出す。さらに
100マス計算のノートを破る💢
流石に先生に怒られていたが効果はなく日に日にその行為はヒートアップ🔥していった。

A子が熱くなればなる程冷める自分。
毎回イライラして叫ぶ事が理解できない。
私の中ではただの100マス計算。
相手と競争する為に解いてる訳じゃない。
全部解けて手を挙げる・先生が時間を教えてくれる・前回より解けた時間が速いか遅いか・答えが全部正解か・ただそれだけ。

100マス計算をやり始めて3ヶ月経った頃、A子は私に探りを入れる。
「ねぇ、計算早いけど何かしてるの?」
隠すつもりもなかったので
「あ~公文してるんだよね。大分前から。」
「ふ~ん」ニャ😏😏
A子は笑いながらその場を去った。
 
それから1週間程経ったある日
席に着いていた私の目の前に立つA子。
腰に手を当てこう言った。

「あのさ~私、夕希に負けたくないから親に頼んで公文習い始めたんだよね〜だから、今までみたいに夕希が1番になれるなんて思わないで~負けないから!!!😏😏😏」

と宣誓布告されてしまった。

私????????頭が???マーク満載😱


言って良い?
100マス計算の為に公文習う?

負けたくないのは分からなくもない。
熱意があるのは素晴らしい事だとも思う。
でも、それだけの為に公文行くんけ?(←誰🥳?)
私は公文が好きで計算が好きで行ってるだけで
100マス計算が速くなる為に行ってないし
そもそも私に勝ちたいだけの公文なら意味無くないか?
そこに愛はあるんか?
公文行くなんて堂々と誇らしげに言われても… 

っていうーか、勝手にライバル視すんなーー私には関係なーーーーいーーーー!!

(心の声💦)

私の思いとは裏腹に、A子は私に勝利すべく本気の戦闘態勢に入ったのだ。

結局、100マス計算は9月で終わりを迎えた。

バトルも6回に1回位A子が勝利する感じだった。
私に勝つ度にドヤ顔をしていたA子だが、毎朝の100マス計算が無くなって1ヶ月も経たず

「私、飽きたから公文や〜めた。
 なんか馬鹿らしくなってさ〜」

目的が、勝利する為だったので、勝ってしまったらもう興味が失せてしまったのかもしれません。


マス目のノートを見ると、たまに100マス計算を思い出してしまいます。





 

















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