関西弁 ②
先日テレビで「松本人志のツマミになる話」という番組を観ていると関西弁が話題になった。
彼は関西から東京に来て30年以上になるらしいが「もう関西弁ではなくなってきている」「特に自分の子供と接する時は教育上標準語で話している」と語っていた。
私も神戸で過ごした年月より東京生活の方が倍以上長くなり、関西弁と標準語を使う割合が半々になっている。
また松ちゃんと同じく子供が小さかった時は意識して標準語で話しかけるようにしていたが、これは様々な言葉を覚えていく上で混乱しないように標準語で統一すべきだと思ったからだ。
今は外で他人(ヒト)と話す時は当たり前のように標準語を使い、家庭では関西弁で話しているが、それでも時々標準語が混じってチャンポンになってしまう。
多分標準語を使う夫や子供につられてしまうらしく、その証拠に関西人同士となると完全に関西弁に戻っているから面白いものだ。
他に番組内では「さぶいぼ」を使うかどうか、「めばちこ」を使うかどうかなども話していた。
「さぶいぼ」とは「鳥肌」のことだが、もう何十年も使ったことがないので私の中では死語になってしまっている。
一方「めばちこ」は「ものもらい」のことであり、これは家で時々使うが外では伝わらないだろうと思って使わない。
海外生活の長い人の日本語が段々怪しくなってしまうように、私も関西弁を少しづつ忘れていくのかも知れない。
それも何だか寂しい気もするが。。
絵(パステル)
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