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ライターを名乗るということ

ライターを名乗った日からライターだ
紹介本によくあるフレーズ。
正しくもあり、正しくない。

今日からライターです
と名乗れば、覚悟が決まるのはまちがいない。
免許制でも資格制でもないので、名刺に記載すれば後戻りはできない。
本や講座で勉強して、クラウドサービスから受注すればすぐに始められた。

しかし、先輩ライターを見ているとそうでもない。
ゼミで知り合った先輩方を見ていると、課題を出されても真剣さがちがう。
これで大丈夫か、もっとできることはないかと手を尽くしている。

それに比べて、私がライターを名乗るなどとてもとても。
この場にいて、ライターを名乗るべきか。後悔である。
「今自分ができることはこれが精一杯」
と締め切り前に早々に手放してしまう。
引き出しもないので、どう粘ればよいのかもわからない。

多分ここが大きな違いなのだろう。
締め切り直前まで、もっと良くならないか悩み続ける
ベテランのライターがこの真摯な姿勢。
頭が下がるとしかいいようがない。

でも、やはりライターはライター。
「プロ」ライターと「ただの」ライターの差を認識して、恥ずかしくないように精進していくしかない。
うん、少しずつでも積み重ねていこう。


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