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アンメット最終話〜焼き肉丼
カンテレ/アンメット〜ある脳外科医の日記の最後のシーンは、川内ミヤビが目覚めるシーンだった。婚約者の三瓶が見守る病室のベッドの上で。
三瓶の「わかりますか?」の問いかけに、弱々しく「わかります」と答える。私はミヤビの声がなかなか聞き取れなくて何度も見る。それでもわからず字幕で確認した。目を覚ましても、すべての記憶は失われているかもしれない可能性もあるという。この後どうなるのか。焦燥感が次のシリーズに繋がる伏線かもしれないと思った。
最終回の放送後、X(旧Twitter)をはじめ、ネット上ではアンメットの感想があふれた。興味深い考察もあったので、わたしのnoteでは、疑問に思っていた答えをひとつ紹介する。
8分しか猶予がないミヤビの手術(左海馬動脈 血行再建術)のあと、麻酔医の成増が星前医師に言う。
「左手使ってたね」
すべての科で専門医レベルになるべく、星前も努力していたのだ。利き腕でない左手で手術ができるようにと。手術のために協力するチーム・ミヤビは見えない努力に支えられていた。医師たちの団結力は、ドラマのチームワークにも繋がるものがあると思う。出演者自身が、いつまでもこのキャストとスタッフで、ドラマが続くのを望むのも無理はない。
ミヤビが日記に書いた決断により、すべての関係者が力を合わせて手術に挑んだ。
もし三瓶先生に手術をしてもらえたらどんなによかっただろう。
本当まだ生きたい。
いつまでも医者でいたい。
わたしの今日は明日に繋がる。
「わたしの今日は明日に繋がる。」
OP曲「縫い目」のテーマに繋がった。アンメットのテーマでもあり、手術の成否に関わらずそう願いたい。
ドラマではミヤビの食べっぷりが話題になった。彼女は食べることがすべてを支えると考えていたのではないか。三瓶が兄のことを悔い、すべてを照らす方法を探していると独白するシーンでは。
何かおなかすいてきましたね。
えっ?
日本に帰れたらご飯行きませんか?
不安じゃないですか
不安です
でも。
自分の中に
光があったら
暗闇も明るく見えるんじゃないかなあって
だからおなかがすきます。
ミヤビの芯の強さに思わず、プロポーズまでしてしまう。食べることでここまで安心するのだ。
このシーンで、ミヤビは三瓶に問いかける。
幸せですか。
はい。
三瓶の答えを聞いて、この二人は乗り越えていけると思った。続編が見たい。
追記
冷蔵庫の中のラブレターがヨーグルトだったとは!(あいみょんコラボ)
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