産業医面接の後〜発達障害について旦那のコメントが受け入れられない


産業医面談でのことを旦那にしたら、多いに気になる言葉をいわれました。

今回は長くなるので、興味のある方だけ読んで下されば幸いです。

「おちびが努力で直すのは難しいだろうな。」
との言葉の後
「俺の職場にもいるよ。何度教えても同じようなことを繰り返すやつが。」
「俺も強く怒ってしまうし、上からも強く言われている。」

私が自分の職場でも発達障害を抱えている方は男性でもやっぱりいると伝えると

 「男ならおちびよりもっと厳しく言われるだろうなぁ。」

既婚者でまだ小さなわが子のために一生懸命やっている方もいると伝えると

「男で発達障害で結婚できるんだ。それってイケメンでしょ?」
「イケメンはいいなぁ。そういうところででも得だから。」

「おちびは女でよかったなあ。男だったら人生詰む」

いやいや、男とか女とか関係なくないか。
私だってものすごく苦労してきた。
この発言は能力の偏りに悩むすべての人に対しても失礼極まりないのではないか。

旦那は私と付き合ってすぐ、私が少し人と違っていることを気づいたといっていた。

発達障害の人が結婚できないというなら
どうして私と結婚したのか。

年が9才離れていて、私の年齢が若かったからだけ。なのだろうか。なんてことも疑ってしまう。

サボっている訳ではないのが伝わっていたのか、他にできることもあったからか、幸い休職原因になる出来事以外、不本意だが旦那の言う通り女だからか、強く叱責されたことはあまりなかった

女性らしく視野を広くもち、気を配れる同僚と自分を比べて落ち込んだこと
どんなに頑張ろうと思ってもできない自分にどれだけ悩んだか。

器用で何でもぱっぱとできてしまう
旦那にはわからないのだろう。
悪気なくそういう発言をしてしまうのだから

ちなみに旦那にこの気持ちは伝えていない。
悪気がない彼に理解してもらうのは難しいと思ったため。

家では、旦那は私が視野が狭く、できなイことが多くても怒ることはない。
しょうがないと思っている。仕事とは違いプラベートだから甘いのだろうが、細かく叱責されないの彼のおおらかさに多いに助かっているのも本当だ。

「おちびは馬鹿じゃないよ。でも、他の人となんか違う。」とは旦那の弁。

正直学生時代はそれほど困らなかった。
むしろコツコツ型で勉強はできたぶん、先生からは褒められていた。

けれど、社会人として働き始めると、自分ができないことの多さを痛感し、悩み、落ち込むことが増えていった。

社会人3年目の時、
悩みが深まり病院にいったことがある。
心理テストで能力の偏りが顕著に出た。
医師からは「総務の仕事は大変だと思う。苦労してきたででしょう。」と言葉をかけられた。
が、ADHDなどの診断名はつかず、能力についての文書もでなかった。

病院にいったこと。能力の偏りが大きいといわれたが診断名は付かなかったこと。を当時の課長に伝えて言われたこと
「自分で悩んで病院に行ったのはえらい。でも診断名がつかなかったならよかった。お前は大丈夫だ。」
診断名がついたら、大丈夫じゃないんだろうか。
そもそも診断名がつかなくても悩んでいることは変わりないのだから、何が良かったのか。
このときの上司はできないことの多い私を根気よく熱心に指導してくれ、できるようになったことが、急にできなくなったときは「最近調子が悪いみたいだけど、大丈夫か。何か悩みでもあるのか。」と心配してくれた。
私も怒られながらも彼を慕ってなんとか付いていこうと頑張っていた。上司の異動が淋しくて涙を流すほど頼りになる上司だった。

けれど、この時の発言は素直に喜べず、とても複雑な気持ちになった。
病院から文書としてでなかったことや私の伝え方が良くなかったのもうまく伝わらなかった要因だろう。

長くなってしまった。
ここまで読んでくれた方に感謝したい。



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