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エリザベート その2

その2って1はどこやねん、てかんじですが、
「ミュージカルの魅力を語りたい〜」がエリザベートその1です!すません!

ミュージカルの楽曲の良さを語りたくてnoteを始めたものの
楽曲の良さを知ってもらうには、あらすじを理解してもらわなくては…
と思って前回は文章だけにしましたが、文章ばかり書いても伝わらないので、やっぱり同時並行で書いていきたいと思います!(笑)
あらすじを全部理解してもらおうとするのは諦めて、どんどん曲を聴いてもらおうと思います!


1.「第一の尋問 我ら息絶えし者ども」
ではまず、この作品のオープニングテーマともいうべき曲をお聞きください!
https://youtu.be/3KD31817Tyw

ー説明ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実際の舞台では、エリザベートが死んだ後のシーンからお芝居がスタートしています。

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エリザベートを暗殺したルキーニという人物は、黄泉の世界で裁判にかけられています。
ルキーニは、エリザベート皇后暗殺の動機について「皇后本人が死を望んだのだ」と証言し、その根拠となるエリザベートの一生について語り始めることで、舞台はエリザベートの幼少期の回想シーンに移ります。
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(急に暗殺者が出てきてしまいましたが、このルキーニという人物はエリザベートの人生に直接関わった人物というより、この作品のストーリーテラーという認識をしてもらえるとわかりやすいと思います!)
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エリザベートの楽曲の魅力ポイント①
「不協和音風の音楽」

この舞台の最初の一音がバイオリンから始まります。だんだん音が増えて奇妙な和音がなって、少しゾッとしましたよね?!私はホラーが苦手なので、今でも家で一人でいる時はこの曲を聴くのが怖いです(笑)

もしお話を知らない人でもこの最初の一音で、なんとなくこの物語の奇妙さ恐ろしさを感じ取ったのではないでしょうか?

この作品はエリザベートが死ぬまでの過程&帝国が滅亡するまでの過程を描いており、お話は始めからどんどん悪い方向へと進んでいきます。
死神トートがエリザベートの人生に現れては、色々と画策して死に追い詰めていくので、楽曲では随所に破滅へとつながる「きっかけ」や「ほころび」が表現されています。
そのため、たとえお話の続きを知らなかったとしても、舞台全体にどこか不穏な空気が漂い、結末を想起させるような音楽になっていると感じます。

この後も、随所にこのような不穏なメロディーや和音がたくさん出てくるので注目してみてくださいね!


この調子で書いてたら全曲説明するのに2年かかりそう…(笑)
アカペラのこともちょくちょく書いてみたりしたいと思いますー!






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