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20210712おはようございます。⑩熊野本宮大社旧社地大斎原での「合気道国際奉納演武」

この合気道国際奉納演武は見学しました。熊野本宮大社に参拝に行った時に、たしか、演舞を見たんです。後学のために。いろんな国の方が来られてました。暖かいと思ってたら、河川なので冷気がすごく寒かったです。あと、武道着の周りの人たちが、ぼくを見て、鳩が豆鉄砲くらったみたいな顔して、面白かったですね。ぼくの気配が、身なりとイメージが違いすぎるからかな。

昨日は日記をサボったので、連続してないです。代わりに、本を4冊出版しました。2日に1冊を目標と言いながら、毎日出してる換算です。過去の長文も、全部本にしてしまいます。とにかく本にしたいだけです。200冊くらい目指します。映画作れそうなくらいの、強烈なエピソード盛り込んで、1つの記事に話をショートカットさせて、詰め込んでます。

例のごとく、3記事分ぐらい詰め込みました。以心伝心と009の話をする、合気道幼馴染の話がはいりませんでした。ばててきたので、明日に回します。後ほど、「以心伝心」について、お伝えできたらと思っています。

とてつもなく、長くなりました。ご注意ください。

💚今日のイメージBGM。

🎵「誰がために」歌詞

歌:成田賢
作詞:石ノ森章太郎
作曲:平尾昌晃

「♪吹きすさぶ風が よく似合う
九人の戦鬼と ひとのいう
だが我々は 愛のため
戦い忘れた ひとのため
涙で渡る 血の大河
夢みて走る 死の荒野
サイボーグ戦士 誰がために戦う
サイボーグ戦士 誰がために戦う」

💚乗用車の接近、距離50cm。時速およそ50km!お父さんの戦闘訓練を思い出し・・・。

小学生の時だ。夕方だったと思う。
ぼくは、背後の死角から何者かに、タックルをされて、吹き飛ばされる。海に向かって歩いていた大通りの、幅2m程の右の歩道から、向こうの車線の道路に叩き込まれた。
バッ! 
すぐさま起き上がる。
視界50cm、乗用車の接近を確認。時速はおよそ50km。

お父さんは言ってた。車にはねられてからが勝負だと。
1代目にはねられて飛んだ先で、後続車に2度目をはねられなければ良いと言っていた。
ぼく「加速装置!!」
世界がゆっくりになる。
どうする・・・。父さんは、車を用いた殺害の時は、乗用車の上を駆け上がれと言っていたが・・・。
それでは、運転手が驚いて、事故をしかねない・・・。
ならば、このまま、向こうの歩道へ飛び込もう!
ゆっくりの世界の中で、ぼくは歩道へ飛ぶ。
ガサアッ!
世界が通常のスピードに戻る。
状況確認。危険はさったようだ。走り去る乗用車に異変はなし、運転手は無事のようだ。
向こうの歩道から、歓声が聞こえる。

「 ! 」
「なるほど、殺されそうになったら、そうかわせばいいんだ!」
ぼくは、道路を渡って、声の主に向かう。
「すごかったあ!かっこよかったあ!殺そうとしたのは、あの子だよ」
ぼく「また、変なとこ見られたな・・・」
声の主は、近所の3歳だった。
酒屋のおじさん「子どもが、こんなことしちゃ・・・」
大興奮の3歳のとなりで、店から出てきていた酒店のおじさんが、カタカタ震えていた。
ぼく「いつものことだよ。1回殺されかけようが、100回殺されかけようが、変わりない。あるか、ないか、だけだ。」
3歳「あの子、突き飛ばしてから、くやしがって、逃げていったよ」
ぼく「第六天魔王の申し子かー。あいつ、本当に積極的に殺しに来たな。いやまあ、うちの妹を殺したければ、先にぼくを殺すことだな!てケンカは売ったんだけどさ。これで、妹が狙われる数を削り取れてると思うけど・・・。」
酒屋のおじさん「いつもこんなことしてるの?」
ぼく「いつもだよ。平常運転。これが、ぼくの日常。」
3歳「困ったら、どうすればいいのか、わかったー!」
ぼく「いや・・・まあ、うーん。普通に生きてたら、まずこんなことはないからね・・・。あれは、見たとしても、良い子は真似しちゃダメだよ。」
3歳「そうなの?わかったー、忘れるっ!」
ぼく「えっ、別に忘れなくてもいいけど・・・」
3歳「ほんとっ?」
ぼく「うん。」

酒屋のおじさん「こういうのは、どれくらいあるの?」
ぼく「どれくらい?うーん。小学校で、空手家から殺すつもりでライダーキックされて階段落下で地面に叩きつけられたり。下校のとき下駄箱で、潜んでる大人と交戦で、回し蹴りされて吹っ飛んで5mくらい飛んで地面に叩きつけられて口の中切って血の味の中を逃げたり。帰りの学校の門で張り込みしてる、黒塗り乗用車と黒スーツの殺気の人たちを気配でパスして外に出る場所を変えまくって。ルート変えまくった帰り道で、普段着のチンピラの打撃パンチ系の人をパスして逃げて。ランドセル置いて、となりの学校区の保育所にお迎えに向かう。それで、ちび弟妹連れて帰るときに、誘拐目的の人たちを巻きながら、ちびの足の速度で逃げて。それから、帰ってきたら、大陸系の暗殺者をパスして、悲しそうな匂いの人だけ帰れるようにしてあげて。護衛が来てマゼンタの結界してもらって。それから、第六天魔王の申し子との交戦かな!」
酒屋のおじさん「・・・。あんまり、危なくならないようにね・・・。」
ぼく「うん。」

3歳「ねーねー、ひめねえさま。テト元気?」
ぼく「うん?ああ、ナウシカね。あれは、猫のトラだよ。」
3歳「トラの話、聞かせてー!いっつも、ひめねえさまの肩に乗ってるー!」
ぼく「トラはね、お父さんのお客さんが15人来たとき、丁重にお断りするのを、ずっと見守ってくれてるんだよ。だからね、肩に乗って、敬義正しくしつつも、威嚇(いかく)してるんだよ。」
3歳「へー!イカクー!」

ぼく「よーし、みんな集めてくれる?第六天魔王を捕縛するための、地の鎖の練習をするよ。」
3歳「わーい!生け捕りだよねー!ほうれん草する?」
ぼく「そうだね、今日のほうれん草しようか。町内のみんなが集まったら、また言うけどもね。学校でね、あの子の学年の担任たちに、人殺し未遂を楽しんでることをバラしたからね。養護学級に叩き落としたから。これで、自分より強い相手には媚びへつらい、影では自分より弱い女の子と、公園の赤ちゃんを狙うのを1時間減らせるようにしたよ。女の子たちと、下校時刻を1時間ずらしてもらったから。これで下校を狙っての、その学年のクラスメイトの女の子が襲われる確率は、ほぼ減ったと思う。あとは、ぼくの下校が遅くなってきてるのと、弟の保育所お迎えでどうしても、2時間が開くから・・・。まだ2時間、妹が殺されかける時間が残る。そこは、みんなに助けてもらおうかな。」
3歳「いいよー!ひめねえさまは命の恩人だから。ひめねえさまのために生きる。ひめねえさまが、ぼくらが良識のある大人になれるか、心配してくれたよね。だから、ぼくらは、それを目指すよ。」
ぼく「報恩感謝かー。所々、むずかしい言葉知ってるなー。」
3歳「おばあちゃんが教えてくれたの。ひめねえさまの話も、おばあちゃんにしてるよ。ほーおんかんしゃー!」
ぼく「初めて聞く言葉に、目がキラキラしてるね。」
3歳「おばあちゃんに後で聞くんだー!」
ぼく「ああ、それはぼくもある。お父さんの言葉がむずかしい時、いずれわかるようになるから、覚えておきなさいって言われた時ね。いずれじゃなくて、今知りたいな、と思って、おじいちゃんに聞きにいってるよ。ほんやくコンニャクしてもらいにね。」
3歳「ドラえもんの道具だ!知ってるー!そうか、そういう意味なのか。」

ぼく「それからね、5歳相手に、3歳の3人ではきついよ。体格差があるからね。皆殺しにあうから、気をつけて。」
3歳「だってあの子、おしゃべりしてる公園のお母さんたちのスキをついて、赤ちゃんをベビーカーから盗んで、滑り台の天井の隙間から、たたき落とすんだもん。ねえ、あの子たち助けれなかったんだけど・・・ぼくらより小さい子だった。大丈夫かな。助けてあげられなかったんだ。叩きつけられた赤ちゃんたち、みんなすごい悲鳴あげて、泣いてたよ。そしたら、お母さんたちが、赤ちゃん連れて、公園来なくなった。でも、公園は、毎回誰か来るから、みんな狙われて・・・。」
ぼく「2階建ての滑り台の天井・・・3mくらいの高さかな。赤ちゃんは、骨が柔らかいから大丈夫だと思うよ。」
3歳「それでね、やめろー!てポカポカしてやったの。そしたら、じゃまだってけられて、ボールみたいに転がされて。3人とも、けられて、ボールにされて。そしたら、車がいっぱい走っている、歩道のところまでけられて。3人とも、倒れてて、助けれなくて。走ってる車の前にけりこまれて。車がびっくりして、避けていったよ。」
ぼく「・・・今のぼくみたいな目に、みんなあってるのか・・・。」
3歳「あの子ね、ひめねえさまの妹の手も掴んで、悲鳴あげてるの楽しんでたよ。手を握って振り回して、走ってきた車の前に放り込むの。びっくりした車がすごい音しながら、避けてってた」
ぼく「・・・。急ブレーキだね。」
3歳「手を離させようと、みんなで手をかきむしったけど、手を離してくれないの。みんなけられて、ひとりずつ、横断歩道に倒れていって・・・。ひめねえさまの妹が、何度も殺されかかっていた。あの子、すごい笑っていたよ。」
ぼく「・・・。わかった、次はぼくも海の公園へ行く。なんとかしよう。ぼくの妹の手を繋いだ手が、尋常じゃない強さしてたんだね。いいよ、足とひじの間に挟んで、手に肘鉄(ひじてつ)するよ。」
3歳「ねえ、みんな助かる?」
ぼく「うん、なんとかするよ。誰の許しを得て、人の大事な妹に手を出しているのか、生き地獄をみせないとね。簡単には殺しはしないさ。生きて罪を償ってもらう。これから、作戦会議するけど、そうだね。敵を知らねばならない。あの子の好きなもの、嫌いなもの、生活スタイル、考えてること、家族構成、趣味、行動パターン、時間割りとか、全部調査するか・・・。」
3歳「ぼくらもがんばるよー!」
酒屋のおじさん「・・・。これが町内の子どもの会話・・・。」

💚おじいちゃんからの戦闘訓練

おじいちゃんが、お父さんからの訓練で足りないものを指導してくれてました。

力任せの、大柄な相手との対戦になったら、その股下をすり抜けろと言いました。

また、相手がトカレフ(銃)を撃ってきたら、横にかわすのではなく、直線上に前に向かってかわすのだと。打たれて、ひどく鈍い痛みを伴う銃痕(じゅうこん)を受けたとしても、動じることなく動き続けろ、そして銃を乱射する相手の、脇をぬすり抜けて、戦前離脱しろ・・・というものでした。本当にうまいものは、1撃で仕留めてくるが、チンピラなら銃の練度が上手くないから外すだろうと。

💚英雄さんからの戦闘演舞シーン

このことを、英雄さんに話すと、「サイボーグ戦士009」の話になりました。

小学校の頃の、ぼくの戦う戦闘イメージは、「大好きな009+時代劇+ドラクエ」で構築していたので、ちょっとうれしかったです。リアル「加速装置!!」ができるので、そのまま演舞してみて、英雄さんに無理難題なシーンを任されて、なんか楽しかったです。

特に、戦闘機ステルスの上に009ジョーのぼくが渡って、英雄さんジェットと、言い合いして揉めるシーンが好きです。上空からの落下して、「加速装置」でビルの窓の足場を正確に捉えて、衝撃緩和するのも楽しかったです。爆弾を落とされて、音波・衝撃波・熱波・風圧が順に来る中で、「加速装置」で、音速になり、市街地を離脱していくのも楽しかったです。

そもそも、最初のシーンで、英雄フランソワーズが、ぼくが戦闘中に、空から降ってきたので、びっくりしました。屋上ビルの資材を掴んで、ビルから飛び降りて、助けようとしました。

ぼく「いやいやいや・・・、なんでこんな無茶するの!?」

英雄さん「即座にイメージできるということは、現実にやれるということだ。」
ぼく「妹のためなら、ビルから飛べるとは思うけども・・・。」

💚赤いコートに、黄色の長い毛糸マフラー

ぼくはリアル病院のお見舞いの頃は、赤いコートに、黄色の長い毛糸マフラーを装備してました。そうです、「サイボーグ戦士009」のイメージです。医大では「赤いエンジェル」、のちに地元の病院では「白いエンジェル」と呼ばれていました。

ぼくは、妹が入院する病院の、患者から陰ながら守られていました。ですが、院内で荷物がいつの間にか盗まれて、タオルも何もかも消えて無くなる現象に苦しむ、患者の皆さんが気になっていました。そこへ、警備員から、頼まれごとをします。

ミッション内容は「12階建て医大の、すべての階層のフロアをぼくが歩いて、1階から病院を逃げ去るという計画」でした。

病院に巣食う犯罪者を、ぼくが照らし、ぼくを欲しがる犯罪者をすべて炙り出して、集めきったところで警備員に引き渡し、院外へは県警に引き継いで、身元不明の犯罪者の下っ端に案内させて、すべてのアジトの巣をたたき、日本を脅かす他国の犯罪ルートを暴く・・・という掃討作戦する話でした。

ぼく「病院の掃除か・・・。妹が世話になってるし、みんな困ってたもんな。ここ、そんなに危険な場所だったのか。大きな病院って、こんな闇があるとは・・・。」

💚ミッションスタート、病院の掃除

試しにやってみることにしました。

入院ベッドの妹と別れを告げて、帰ることにします。ミッションスタートです。

まず、12階最上階のフロアに行きました。この時は、まだ初めてのロビーだったので、廊下を丁寧に歩いて回りました。部屋から、廊下に身を乗り出し、ぴょこっとこちらを覗く普段着の人たちが見えました。パジャマではないので、入院患者ではないです。空気から、見舞いの訪問客でもなさそうでした。

「早速釣れた・・・」

エレベータでは待ってる間に追いつかれるので、階段を降下することにします。そうです、歩いて降りるのではなく、降下です。

「時間がないから、試しながら降りよう。子供の時は、仮面ライダーキックで叩き落とされていたが・・・、自分から飛べばどうなるかな。ぼくの弱い体の、今の基礎体力で、どこまで耐えれるかな・・・。」

1階の間の階段は、くの字になっています。試しに、風の谷のナウシカの「ユパさま」みたいに、飛び降りて、合わせて2歩ですましてみました。

「うん、足の裏がとても痛い。できなくもないが、12回連続は無理かな。改訂しよう。」

11階フロアを軽く歩いて、降下します。3歩、着地、3歩、着地で、6歩にしました。さっきより、足の裏は痛くないです。でも、ちょっとタイムロスがあります。これだと、終盤に追いつかれそうです。もっと早くするには、どうすれば良いか・・・。

「エレベーターの追ってより、早く移動しながら、ロビーを回り、さらに降下し続けるには・・・。」

10階フロアを軽く歩いて、降下します。幼馴染は合気道の達人で、「向かってくる力のエネルギーをそのまま回転して戻す」ということをしていました。試してみることにします。ぼくは幼馴染と以心伝心で、共鳴状態の、相乗効果をしていたので、いくらかの体術がぼくの中に流れ込んでいると思われます。幼馴染の中に、ぼくの精神の情報が入ってしまったので、多分こちらにも少し魂が混じったはずです。根拠のない、不確かな、それを使うことにしました。3歩で降下の時に、手すりに手を添えたまま降りて、手すりU字コーナーで、とび箱のように、体操選手のように、力のエネルギーを回転させます。うまくいきました。多分、ぼくの基礎体力のなせる技ではないです。きっと、幼馴染の力だと思いました。降下エネルギーの力を着地で相殺せずに、3歩降下、ターン、3歩降下、手すりで減速して着地しました。

「このパターンでしばらく行こう」

9階フロアを軽く歩いて、降下します。次第に、人の気配が多くなってきました。頭の上から、螺旋を描いて、流れ星のように、ぼくへ意識をむける人たちの念が集まってきます。

8階フロアを軽く歩いて、降下します。追っては10人くらいかな・・・。殺気はない、でも、かなり悪い気配がする。

7階フロアを軽く歩いて、降下します。追っては15人くらいかな・・・。

6階フロアを軽く歩いて、降下します。追っては20人くらいかな・・・。

5階フロアを軽く歩いて、降下します。追っては25人くらいかな・・・。

4階フロアを軽く歩いて、降下します。追っては、なんか多い・・・!

3階フロアを軽く歩いて、降下します。ダメだ、追いつかれる。エレベーター経由と、後ろから来ている。階段じゃないけども、探している。見つかりそう。

2階フロアをパスして、降下しました。

1階フロアに出ました。

車いすの人たち「エンジェル、追われてるっ?」

ぼく「はい!」

ロビーには、20人ほどの車いすの人たちがいました。この人たちは、ぼくが始発電車で、昼2時ごろ到着でお見舞いに病院に来ると、ぼくが来た時間からロビーでおしゃべりして、ぼくが帰る終電の夕方6時に出会えるように、ずっと待っていてくれてるのだと言ってました。ぼくが、突然何時に帰り出しても、会って、一言、言葉を交わしたいがために、集まっているのだと聞きました。

車いすの人たち「エンジェル、私たちが石垣になるわ!タクシーかバスで逃げてっ!また来てねー!」

ぼく「ありがとう!また来ます!さようならー!」

車いすの人たち「また来てねー!」

ぼく「警備員さん、帰ります!ごめんなさい、2階は歩けませんでした。あと、お願いします!」

警備員さん「エンジェル、急いで逃げて。2階はステーションだからいいんだよ。また来た時に、話そう!」

ぼく「警備員さん、ではまた!」

後ろからの追っ手が、車イスの人たちで通せんぼされて、せき止められていました。おじいさん、おばあさんたちが、話しかけて、その人たちをわしづかんだり、抱きついているのをみました。

「かなり危なかった・・・」

ぼくはバスに乗り込みます。バス運転手はぼくが乗り込んだ瞬間にドアを閉めました。しかし、後ろからの追っ手が、ドアの外まできてしまいました。

「発射します!」

バスは走り出しました。またしても、スンデのところで助かりました。最寄りの主要駅に無事たどりつきました。ぼくは乗り換えで、電車に乗り込み、電車の接合部分に隠れて、発車を待ちました。

これは、護衛から習った作法です。追われている時、列車に乗っているところを、みられないようにしろと、言われていました。見つかれば、電車内での戦闘になると、他勢に風情で、かなり不利になると教わっていたからです。

どうにか、体感で逃げ切りました。

💚ミッションクリア、答え合わせです

ぼく「こんにちは。」
警備員「エンジェル、来たね!この前はありがとう!」
ぼく「あれでよかったですか?」
警備員「助かったよ!君のことは、通行人Aとしてあるから。」
ぼく「ちなみに何人くらい来てましたか?かなりの気配を感じたんですが・・・。」
警備員「君を追っていたのは、ちょうど50人だったよ。驚いたよ、確かに院内に潜んでいるとは思ってはいた。全然尻尾が掴めなかったんだ。でも、君が歩くだけで、これほど明るみに出るとは・・・。」
ぼく「うーん、ぼくは割と、どこでも、引っ掛けますので・・・。」
警備員「エンジェルの人気は知っていた。でも、これだけ君を手に入れようと、50人が集まるとはね・・・。」
ぼく「この方々は、どこから来られてました?」
警備員「君の乗ったバスを追いかける人たちを、すべて県警に尾行させたよ。君が駅で巻いた後、彼らは散ったんだ。3つのグループがいたんだ。それらは、いろんな大きな病院を巡回しながら、3つのアジトに帰ったよ。近畿圏のいくつかの最寄りの県から来ていたんだ。だから、近畿圏の3つの県警が合同で、大捕物になったよ。彼らはに日本人じゃなく、大陸系だった。今回のことで、末端を泳がせて、犯罪ルートをすべて把握して、密入国するルートも遡れたよ。これにより、同じパータンで犯罪者のアジトができても、県警の手に負える。そして、大陸系の侵入経路を割り出しているところだよ。これを機に、日本に潜入してきている、国外の犯罪者をかなり想定できる事になる。」
ぼく「なるほど。これって、何ヶ月持ちます?」
警備員「安全なのは、だいたい6ヶ月だね。しばらくすると、また送り込んでくるよ。今度は、前ほどひどくならない。これまでが、ひどかったからね。」

💚はじめて働いた会社でのぼく、こんな感じたった

ぼく「その電話は、クレーム!対応上手い人、出てあげて!」
部下「あっ、出ちゃった!」
ぼく「わー!」
みたいな。

💚以心伝心と、気配探索のできる部下たちとの、終焉

あと、ぼくは勤務中における誘拐防止のために、他社の会長クラスに会うのは禁止されていた。そのために、会社が引っ越したときに、あらかじめ、玄関以外の退路のあるビルを選んでくれていた。

上得意先の営業さん「我が社の会長が、車で接近しています!私が下で、世間話でくい止めて時間稼ぎするので、その間に逃げてください!」
ぼく「はい!」
部下「チーフ、エプロンを預かります!」
部下「チーフ、コートです!」
部下「チーフ、マフラーです!」
部下「チーフ、カバンです!」
部下「チーフ、ブーツです!」
上司「はい、お茶してきて。二千円。ビル真下の喫茶店は、ダメだから。ほとぼりが覚める、2〜3時間、近くで隠れてて。安全になったら、迎えを出すよ。お前の部下なら、見つけれるだろう。あと、携帯は預かる。居場所が漏れかねない。」
ぼく「この辺の喫茶店にいってくるよ。どうしても、見つからなかったら、以心伝心で話しかけて。」
部下「チーフの気配を追います。お任せください。どうしても、無理だったら、話しかけます。でも、きっと大丈夫です。」
部下「チーフお急ぎください。非常階段のドア開けてます。」
部下「チーフ、いってらっしゃいませ。ここでタバコ吸って、食い止めときますね。」
部下「チーフ、いってらっしゃいませ。非常階段で、ゴミ捨てのふりして、ゴミ袋持って、通せんぼしときますね。」
ぼく「行ってきまーす!あ・・・あと。」
部下「チーフ、どのような方がこられたか、後でご報告します。」
ぼく「うん。助かる。はーい。」

なかなかできた部下23人がいて、そのうち5人が、エスパー並みに以心伝心できる、免許皆伝レベルに育った。

本物の、古来より伝わる、以心伝心というのは、携帯電話のように、心に直接、声が響く、口の言葉を使わないで、心で会話ができる状態のことを指す。熟練者のみの間でできる、テレパシーに近いものだ。気分でいうものではない。そこまで、精神を高めることができたのだ。しかし、このような光は、長く続かなかった。

ただ、このぼくのチームは、もう一つの後発の、自称中卒で可哀想なんだと語り3倍の速度でミスをする、人をおとしいれるしか脳のない若いYチーフの登場で、メチャクチャになった。上司にとって、家庭を顧みなかった結果、息子がわりなってしまったのだ。向こうのYチーフが、自身の五人の部下がいるのにもかかわらず、「ぼくの部下の全てをもらう」と宣言し、欲しがって策略を仕掛けてきた。

その結果、陰で一人ずつ精神をズタズタにされてしまった。部下が抵抗したことにより、若いチーフの通報により、上司により即日クビになった。

事情確認はなかった。

精鋭の部下の5人のうちの3人目を、潰されているところを、現行犯でぼくは見つけた。
ぼく「もういい!」
ぼくはYチーフになじられている最中の、泣いている部下を抱きしめた。
部下「いけません、チーフ、これは罠です。何もかも、あなたを陥れるための・・・。」
Yチーフ「かかったな、待っていたよ。部下を潰し続けていれば、出てくると思った。・・・専務ー!ぼく、また意地悪されましたあああ、助けてくださーい!」
専務「なんだとー!見損なったぞ!」

そうして、次の月曜に、残った20人の部下が、Yチーフのチームに統合にされることになり、ぼくはクビになることになった。

部下「どうして、チーフとの幸せの時間をじゃまするんだ。どうして、あんな外道の下につかないといけない。私たちは、聖徳太子のような、緋村剣心のような、ヤクザのピッコロさんを仲間にする孫悟空のような、あなたのもとだからがんばれた・・・。

部下「チーフ、今日、一緒にこの仕事を辞めましょう。私たちがお供します。しなばもろともです。私たちの存在が、あなたをしばる。だから、私たちは、あなたを逃すために、自由にするために、この仕事をやめます。一緒にいられないのなら、徹夜が多くて精神的にきつい、この会社になんの魅力もありません。あなたに、褒めて欲しくて、誠実であろうとしてただけなんです。お慕いしていました。

Yチーフの部下「チーフ、私たちのYチーフがすみません。私たちは、いつも、あなたのこと眩しく思っていました。こんなにお側にいるのに、指導してもらえなかった。それがとても辛かった。あなたは、Yチーフを建てて、私たちに手を出さなかったのに。何か力になれればと、Yチーフがあなたを陥れる計画を熱弁するたび、あなたの精鋭の部下に情報を流していました。でも、それを上回る事態になった。こんなことになるなんて・・・。」

部下「この会社が5倍の規模になったのは、チーフのがんばりです。長年尽くしてきた懐刀より、明後日の馬の骨がいいなど・・・理解できません。チーフの企画を盗み、自身のミスを部下に被せ、人を陥れるめたの嘘を平素で吐き、年配の営業さんを扇動したり、得意先の中小企業の社長さんに無礼であったり、あなたの仕事に役立つ選書を撤去した上で、まんが雑誌を置いて、ありがためと、のたまわった。有線放送があるにも関わらず、かけるCD音楽は爆音で、ここが会社であるという自覚がない。ただの幼い子供のような大人だ・・・。」

部下「チーフ、あなたの元で仕事ができて幸せでした。いつか、あなたには、門下生という、光の時間があったと聞きます。そうであるならば、こうなる少し前の時間軸、チーフと私たちが、以心伝心で結ばれて、最高の仕事をできていた時間で、思い出をとどめたいです。私たちとのことを、チーフは光の庭、と言ってくださいました。どうか、私たちのとの思い出も、光の時間で終わりたいと思います。チーフが困ったら、私たちの時間からも、光のエネルギーを取り出してください。それは、きっと、あなたの門下生との時間にも、引けを取らないはずです。」

部下「チーフ、けいことまなぶの取材の時、ありがとうございました。チーフは有名税がイヤだと、あまり乗り気ではなかったのを知っています。意思を尊重するつもりでした。でも、精鋭部下のうちの一人、慢心王がうっかり見たいなどと言い出して、あなたは部下のために取材を受けられた。でも、チーフが全国紙に載ったのが、とてもうれしかったんです。みんな、あの本を買ったんですよ。故郷に帰ったら、家族に、私たちがお仕えしたチーフだと、自慢します。」

ぼく「人は、いつか、誰でも、人の上に立つ時が来る。それが、親としてなのか、チーフとしてなのか、町長なのかは、わからない。これからの未来、地震がきたら、津波が来るから、高台へ逃げて欲しいんだ。自分だけならギリギリでもいい。でも、故郷に帰って、上に立つものになっていたら、その時は、連れている者の最後尾が、逃げ切れるように導いてほしい。地震が来たら、大切な者を連れて、丘に上がってほしい。みんなが、どこの町に行くのかがわからないから、とりあえず覚えておいてほしい。多分、役に立つ。ぼくがみんなにしてあげれるのは、これくらいかな。」

部下「チーフは、ゲームが好きでおいででしたね。ファイナルファンタジーでしたか。幻獣リヴァイアサンが、ダイダルウェイブの津波をして、タイタンが地震を起こすんですよね。チーフは、仕事中も、マシントラブルも、常に迎撃できてました。まるで、起きる未来がわかっているかのようでした。トラブルが起きると、みんなが助かる企画をその瞬間に打ち出して、大型サーバーを導入したりされてました。関連の大手会社の技術開発部と、大型機械の基盤の改良をしていましたよね。確か20年分くらいのミッシングリンクだと、喜ばれていましたよね。私たちは、チーフを信じます。地震が起きたら、そこで私たちは死にはしません。必ず、大切な者を誘って、手に届く人を助けて見せます。チーフは、私たちの未来さえも案じてくださる。私たちは、あなたの側にたる存在でありたいと、がんばってきました。チーフ、どうかお元気で。」

この別れのやりとりを見ていた、社長さんたちは口々に語る。

得意先の社長さん「白虎隊(びゃっこたい)、自死する」
得意先の社長さん「吉田 松陰(よしだ しょういん)の松下村塾(しょうかそんじゅく)、ここに終わる」
得意先の社長さん「新撰組(しんせんぐみ)1番隊組長の沖田総司(おきた そうじ)、死する」

ぼく「敗因はどこにあったんでしょう?稀に見る、バッドエンドになったんですが。」

上得意先の営業さん「専務が陰ったからだよ。家庭を顧みないまま、仕事に没頭した。その結果、家族が頼って来なくなった。アイドルのコンサートチケットをとってあげても、それはすごいことだが、意味はないんだ。子どもの進路の相談を常にしてあげることの方が大事だ。でも、専務はそれをしなかった。他の得意先の中小企業の社長たちは、うだつが上がらなくても、家庭円満にできていたんだ。専務はショックを受けたんだよ。そこへ、魔が入った。専務は、落ち目なんだ。君より、眩しい光ではなくなった。だから、君を疎ましく思い始めた。自分がいないとダメだと思った、中卒チーフを息子がわりして溺愛し出した。驚くほど会社が傾き出した。この会社は、専務と社長のチーム2つでできている。君のチームの売り上げがすごかったんだ。君の技術提供で、3000万円の大型機械が半額で買えたり、得意先も安値で買えたり、すごいことが起きた。専務はもう、自分を支えるものと、自分の足を引っ張るものの、区別がつかない。いいことをしていると思っているんだ。」
ぼく「専務が陰ったから・・・。」

上得意先の営業さん「君のチームが入れてくれたコーヒーは、とてもおいしかったよ。確かに新鮮でいいコーヒー豆を使っているんだろうけど、水を入れるだけのユニマットで、あそこまで美味しく香りが高いとは驚いていたよ。しかも、おかわりが欲しいな・・・と思ったら、聞こえていたように、君の部下はおかわりを持って来てくれたよね。あれは、早く出て行けというようなものでは、決してなかった。最高のおもてなしだった。君は、素晴らしい部下を育てていた。その仕事ぶりは、部下の入れるコーヒーにまで及んでいた。君はこれからどうするだい?」

ぼく「コーヒーよかったですか。コーヒーに心を込める練習を部下にしていたので、成果が出てよかったです。ありがとうございます。少し休んで、ゆっくりします。多分、全く遊んでいなかったので、反動でゲームでもして遊んで、しばらく暮らすかと。そのうち帰郷することになると思います。いくつかの得意先が来ないかと言ってくれてますが、多分行かないです。専務のことはどうするんですか?」

上得意先の営業さん「専務が持ち直すのを支えるかな。」

ぼく「専務にとって、一番の親友は、福の神のようなあなただと思うので、力強いと思います。」

上得意先の営業さん「うん・・・。」

ぼく「あっ、ビルの上の社は、守人がちゃんといたので、大事にしてあげてください。」

上得意先の営業さん「わかった。あれは割と古いらしくてね。ちゃんと伝えておくよ。気をつけてね。元気でね。ありがとうね。」

💚そうしてぼくは、人生の休眠時期に、英雄さんに出会った

そうして徹夜だらけで働きづくめだった生活から、人生の休眠生活に入って、好き勝手にネットゲームを遊び倒していたときに、英雄さんに出会った。引きこもりゲームオタクをしていたときのことだ。

フレンドのチームと、赤い姫さんのチームとの間のトラブルになった時に、ぼくはフレンド側に助っ人に呼ばれた。そこで、ぼくは英雄さんに出会った。

そのときのトラブルを収めたことにより、ぼくは姫さんに赤いチームに誘われる。姫さんは、毎日勧誘のお願いにきた。ぼくはすでに黄色いチームに入っていたのでいくつも入れない、と断っていたが、30日目にとうとう、その誠実さに観念した。赤いチームは200人。4つの四聖獣に部隊が分かれていた。ぼくは、猫が好きだったので、白虎の部隊を選ぶ。ぼくは副隊長に任命され、隊長が英雄さんだった。ぼくは13番目の幹部として、姫さんの護衛になった。姫さんと、英雄さんにかかる火の粉を払う、幹部だ。ぼくは、姫さんが気に入った人を集めたチームで、最後に選んだ人として、寵愛を受ける。契約したのだから、馳せ参じると言っているのに、姫さんはいつもに会いにきてくれた。お姉さんができたみたいで、とても楽しかった。この話は、またどこかで。

💚おつかれさまでした

(OHO)おしまいっ!

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