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【マルログvol.10】「めちゃくちゃ大好きです」→一か月後「あなたみたいな人、なんで好きになったのかわからない」~なぜ短期間でここまで評価が下がったのかを解説します~

チビログも今回で10回目。こうして記事を更新し続けれているのも、購読してくれている皆様のおかげです。ありがとうございます。
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記念すべき(?)10回目は俺の過去にやらかした経験を赤裸々に紹介するとともに、誠実で真面目、優しい男性が陥りやすい罠について解説していこうと思う。めちゃくちゃタイトル長いのは、センスがないだけなので気にしないでほしい。

ひょんなことから出会った女性。
俺は当時この人を本気で愛して、大切にしていこうと尽力をつくしていた。相手の女性からも「結婚してほしい」「めちゃくちゃ好きです」と言われるぐらい食いつきが異常に高かった。
のに関わらずたった一ヶ月という短期間で「なんであなたみたいな人を好きになってのかわからない」「もう見たくもないですし、声も聴きたくないです」と人生で一番オーバーキルされ、女の心変わりの速さの恐ろしさと地獄を一気に味わった。そして、この体験が俺を非モテの門へと向かわせた、一生忘れられない最高にして最悪の経験である。

*冗長にならないよう、なるべく省略しようと思ったのですがやっぱり長いので、解説だけみたいよって人は目次から飛んでください




出会い

当時俺は26歳。趣味はゲームで、その時付き合っていた彼女に「なかなか会えないから声だけでも聴きたい」「遊んでいるところもみたいな」ということで、ニート時代にやっていたゲーム配信を再開する。

ゲーム配信は最初、視聴者は当然彼女だけだったが、やっていくうちに二人三人、五人と同時視聴者数は増えていった。

毎回見に来てくれる人や、たまに見に来てくれる人が何かしらコメントしてくれるので次第にお互いを名前で呼び合うくらい緩い繋がりが出来た。

最初は彼女の為に配信を再開していたが、配信すること自体が面白くなり彼女が見ていない時間にも配信するようになった。
ある時、Zさん(仮名)という方からコメントがくる。

「初めてコメントしますが、実は前から見てたんです。今日も配信お疲れさまです。」

俺は「マジすか、ありがとうございます!」とコメントを返した。

その後の配信から毎回Zさんはコメントをくれるようになった。

ある時、ゲーム友達と一緒に配信している際に女性キャラのスタイルの話になった。

友達から「マルさんは、理想のカップ数はどれぐらい?」と聞かれた。
俺は当時デカすぎない巨乳が好きだったので、
「理想を言えばCより上が絶対いいけど、デカすぎるのも嫌やな~」と答えた。
そこでZさんからコメントがくる。

「デカすぎても、ダメなんですね・・」

俺はこの時何も思っていなかったが、のちにこのコメントの意味が分かった。

見てくれている視聴者が平均10人くらいになったころ、ある企画を行った。見てくれているほとんどの人がゲームの経験者だったので、皆で遊ぼうと思ったのだ。

いつもコメントしてくれるZさんを誘ってみたが、「他にやりたい方もいると思うので、そちらの方を優先してもらって大丈夫ですよ」と返された。俺はめっっちゃいい人やなと思ったので、その日は一緒にできなかったのでフレンド依頼を送って後日誘った。

Zさんは「いいですよ!」と返事が来たので、一緒にゲームすることになった。同じパーティーなので、ボイスチャットに誘った。

俺「お疲れ様でーす!」
Zさん「お疲れ様ですっ」
俺「えっ」

俺はZさんが女性であることをこの時初めて知った。
そして声が可愛い。聞き心地がいい癒しボイスだ。

俺「まさかの女の子やったんですね」
Zさん「はい、実はそうでした」
Zさん「あの、誘ってくれて嬉しいです。ゲーム楽しそうにする人だなあ、と思ってて、一緒に遊びたかった、です。」

すごく緊張している様子が声から伝わり、こっちまで緊張してきたのでとりあえずゲームすることにした。


Zさんは女性にしてはゲームが上手く、一緒にやっていて楽しかった。
配信外でも普通に一緒に遊ぶようになり、ゲームしなくてもプライベートの話をして盛り上がるようになった。Zさんは22歳で大阪に住んでいることがわかった。

Zさん「あの、マルさんって彼女いるんですか?」
俺「いるよ、あれ、配信で言ってなかったっけ?」
Zさん「そう、ですよね~あはは」
俺「Zさんは、彼氏おるん?」
Zさん「私はいないですよ、」

色々話し、せっかく仲良くなったのでLINEを交換し、飯に行くことになった。彼女はいたが、飯ぐらいならいいかと思っていたが、少し罪悪感もあった。しかし初めてオンラインでゲームを通して仲良くなった人と会うことに対しての好奇心の方が勝っていた。

人生初のオフ会だ。容姿を全く知らないので、待ち合わせ場所を決める際に相手の特徴も聞いておいた。

俺「よく誰に似てるって言われる?」
Zさん「えっと、綾瀬はるかとかよく言われます。そんないいもんじゃないですけど」

ああ、シャクレてる人なんかな?と俺は思った。
顔のわからない相手の容姿は期待しない方が、精神衛生上にいい。

また、このような容姿がわからない女性と会う機会があるときは身長は敢えて聞かない。ほぼ確実に自分の身長についてカウンター質問されるからだ。

当日、俺は不安と期待、そして彼女がいるのにノリで一対一で女性と会うことに対する罪悪感でグチャグチャになっていた。

南海難波駅で待ち合わせ、Zさんは先に着いているとのことだった。サンマルクカフェの前にいるとのことだった。

向かうと、めちゃくちゃスタイルのいい花柄のスカートを履いている女性がいて目が合った。

「もしかして、マルさんですか?」

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