Balletお稽古日記 No.12 ② 2/13(木)
今週は仕事と娘の入試が飛び飛びで入っているので実家にはいかない事に決めた。
母は順調に回復してすぐに疲れてしまうけど自由に動けるし、食事も腸閉塞にならない様に気をつけるだけで禁止されているものもないし、普通に食事ができる。
気になるのは父だ。
母の一挙手一投足を不安がり、自宅に帰って来ている時は日に何度も電話を毎回かけてくる。
家の中に軟禁するかの様に母を閉じ込めておけば彼は安心するようだが、
過保護な親を見ているようで、母は窮屈そうだし見ているこちらの方も息が詰まる。
父は家の事を一切やってこなかったからどうしていいのかわからず不安なのだろう。
私にとっても兄にとっても、年老いた親の病気は初体験でどこまで手をかけていいのか迷うし、自宅との距離もあるので時間の制限もつきまとう。
まだ24時間の介護が必要でもない今、80代の親に何がしてあげれるのだろうか?
19日に転移があるかどうかの検査結果が出る。
父や母はどうなってしまうのかな?
私たち兄弟はどうするべきなのだろうか?
…今考えても仕方ない事だから今は考えないようにしたいのに、ハッと気がつくと考えてしまっている。
時代によっていろんな事が変わっている。
進学や就職や働き方、結婚や同居、子育て…私が体験した時代の考え方はもう残っていない。そうやって時代って作られて来たわけだから悪いとか良いとかの問題ではなく、ただただ戸惑ってしまう。
考え方が違っているのだから対処の仕方も変えていかねばならないのだろうなと思う今日この頃。
さて、そんなこんなで頭を余計な心配事でジャックされやすくなっているので今週も積極的にバレエのお稽古に行くことにした。
出かける時まで国分寺の先生の所に行きたいなと思っていたのに、靴を履いているときにバスで決めようとフト思っちゃったので前回のことを踏まえそっちを採用したら吉祥寺行きのバスがすぐにきたのでいつもお世話になっているお教室へ…
しかし、昨日もまたギョッとする事が起こった。
もう3年も4年も前の話だけど…私はある一人のお仲間さんに物凄く嫌われた。
ランチをしたり、練習のアドバイスをしあったりする仲良しだったはずなのだが、ある日突然私に対する不満を長い長い文章でLINEを書いてきた。
内容は私が先生に沢山質問する事や沢山アドバイスをもらっている事の不満や、自分勝手にやりたい様に練習する事や、お稽古中に笑ってふざけていることなど、それから全く思っていない事すら「そう思っているんでしょう!」と誤解され、断言されてしまった(・ゝ・) アラアラ
一応気分を害してしまったことには謝ったけれど、私にはどうすることも出来ない事だったので「お互い気にせずバレエだけを楽しみましょう」とだけ言っておいた。
その後、先生に「1人の生徒さんだけを贔屓しないでください」的な事を言ったらしく先生との仲があまり良くなくなってしまったので、彼女はそれっきり来なくなっていた。
その彼女が最近、先生が雇われているお教室に出没してると先生から聞いてはいたが…
昨日は先生が主催している前出のトラブルが起こったいつも私がお世話になっているお教室に来た!!;( ˙꒳ ˙ ;):
ギョッとはしたけど、不思議とそれ以上でもそれ以下でもなかった。
私はお稽古の流れを邪魔する様な事は絶対しないけれど…
今も昔も自分のやりたい様に練習するし、わからなかったら質問するし、お稽古自体を楽しむと決めているので笑うしふざける。
彼女がいてもいなくても、彼女が不満に思っても思わなくても変わりようがないのよ。
だからいつもと同じ様にお稽古ができたので問題はなかった。
だけど私は彼女との諍い事から「バレエでは競争はしない」「誰とも比較しない」と決めた事を思い出した。忘れていた事を思い出すきっかけにはなった。
彼女が私に言ってきたあの長い長い長文ラインは私への不平、不満や文句だと思えなかったんだよ。彼女の持つ…(いや、多分人が持ってしまいがちな)競争癖や比較癖の現れだと感じたんだよ。
人と自分を比較したり、競争すればどんな人のことでも憎くなるに決まっているものね。白羽の矢がたまたま私に当たっただけで私の事が心底嫌いなわけじゃないとも感じたんだよ。
人は自分の持っていないものを持っている存在なのではないか。
逆を言えば人にないものを自分は持っていて、それが同じ人間がこの世に存在しないことや、どんな人間であれ唯一無二だと思う証拠ではないのか?
唯一無二のものの何を比べられると言うのだろう?
唯一無二のものをどう競争させられると言うのだろう?
彼女にそれを教えてあげれたら彼女の気が楽になったかな?
ナーンテそんなことを思った1日だったよ。
余計な老婆心だから言わないけどね(・ゝ・)
お稽古のメモはインスタの方に書いたけど、どうしても残しておきたい事柄を書いておく。心と体は繋がっているからね。
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