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Balletお稽古日記②

今日はポワントのことを少し書いておこうと思う。
なんでトゥシューズのことをポワントというのかな?知らないや…

今履いているポワントはグリシコというロシアのメーカーの「マヤⅠ」だ。
サイズは5.5で、幅はxx。普段の靴は24.5cmだけど足もでぶっちょなので幅が細い靴だと25cmの時もある。

今履いているポワントが自分に合っているのか合っていないのかは定かではないが、色々な国の色々なメーカーさんが沢山のポワントを作っていて全部を網羅することはとてもじゃないけど難しい。
たまたま、足の格好が似ていた先生の履いていたのを真似してマヤⅠにしただけだった。

ポワントシューズで行うバレエの動作は全身で行うもので、靴のせいにはできないが合わない靴では正しく立つことすら出来ない所を見るとやはり自分に合ったシューズを見つける事は必須事項なんだろうなと思う。

合う靴とは?と考えてみた。
「頭のてっぺんからつま先までが正しい立ち方になる様にサポートしてくれる靴」なんだろうなと思ったという話。(・ゝ・)  書いてみると当たり前の事なんだけどさ。
昔はただ履けたらいいと思っていて痛い目に合った事があったと思い出したから書いておくね。

どこまで行ってもバレエって基礎と基本なのだなと思う。
シューズでできない事はポワントでも出来ないって事だよね。

でも、私には強い憧れってのがあったからシューズとか基本とか基礎とかすっ飛ばしてとにかくポワントで踊りたいって思っちゃっていた時期があってね。
立たしてくれる靴はないのか?と靴探しばっかりしていた事もあったんだ。

今は少しでもマヤ1が足の邪魔をしない様に少し加工して履いているよ。
加工といっても土踏まずの境目をただ折るだけだけどね(・ゝ・)  

右と左じゃ土踏まずと足先の境目の長さが違うの!!!私だけじゃないよね?

土踏まずのぽっこりに突き刺さる位置で切っちゃった事もあったけど、それだと私の様な素人は踵のサポートがないからあんまり良くなかったからブッ刺さる位置で折るくらいで丁度良さそうだ。

リポンは横の線より後ろ側、ゴムは1本をループにして踵の所につけて、馴染むまでの脱げ防止に細いゴムでリボンを通すループもつけるんだ。馴染んだら松脂スプレーをタイツにぶっかけたら脱げなくなるから必要じゃなくなるんだけどね。

足はぶっとくて強いくせに、つま先はプラプラしちゃう程弱いというアンバランスを今年は直したいな。機敏に動かせないのが自分で気持ち悪いんだ。

さて、本日は新代田でお教室をなさってる先生の所へ。
この先生は技術面もそうだけれど、精神的な安心感があるから好きー😍
先生が「出来るよ!」と言ってくれると本当に出来る気がするんだ!!
先生は背が高いとか、物凄くバレエっぽい身体つきとかではないのだけれどメチャメチャ綺麗で素敵。お手本とか見てると魅入ってしまう。
「綺麗」にもちゃんと理由があるし、「出来ない」にもちゃんと理由があるのだといつもハッとさせられる。

先生は私の足が強い事、足だけで立とうとする事を見抜いているので上半身の注意を沢山してくれる。これって本当に有難いことだと私は思っている。
何故って、大人から始めると大抵はあのバレエ特有な足のポジションに気を取られるし股関節の開きによって出来るアンデオール(足を外旋させる事)に重きを置いてレッスンが進んでいくから仕方ないのだろうけど…
バレエのあの綺麗な足捌きは全身が使えて初めて成立するものだから、どちらかを頑張ってもダメだ。子供の頃から習ってる方が綺麗なのはきっと長年の練習の中で上半身の使い方を習うのではなく体得しているからだろうと思う。

上半身については習うものではなく、自分の体と対話して繋げていくものなのかな?と。
先生は肋骨から下と腰骨の上の何もない所を強く使える様にするんだよと教えてくれた。つまりは骨に頼れないコアな筋肉を鍛えなさいという事だと理解した。
骨に乗っかる様にしては踊れないって事だわよね。
それからアバラを高い所に置いておいて!って言われたのでメンダコ作戦が功を奏した。
あとピルエットを回る時のパッセは早く、曲げる足の方を先に形作る!んですって。
両足を同時にだと思っていたけど(勿論、同時にその格好にはなるんだけど)
同時に動いたらそりゃ間に合わないわよね、「もっと早くパッセにして」と言われてきた理由がやっとわかった。次忘れないようにしよう!!

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