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Ballet お稽古日記⑤

日曜日、旦那も娘もそれぞれに予定があったみたいなので私もお稽古行っちゃおーって思った。日曜日にも2つお教室を選べるのだけどその日は午前中に体を動かしたい気分だったのでマタモヤ西荻窪の沢山のオープンクラスがあるお教室にお邪魔した。

バスを待っている間、フトこの間見た動画について思い出した。
最近「フェリファブ哲学」というクリエーターさんの動画を見つけて、今まで自分が感じていた事や疑問がスゥーッと体に入ってくるみたいな感じが心地よく気に入ってよく見ている。音声だけの動画なんだけど彼女の声で私の耳は喜ぶのだ。
その心地よい感じで、全く言葉が頭に入ってこない時もあるけど気にせず聞いている。

その中で「1日1日の出来事を茶の湯の様に心をゆき渡して行う」的な助言があった。
…あぁ、またうる覚えでちゃんと記憶してないし、何度もいうが私は茶道をやったこともないんだけどさ。

でもね、バスを待っている時にフト「茶の湯の様にお稽古してみよう」って思ったんだよ。何度も言うが私は茶の湯を知らない(・ゝ・)  
でもなんとなく「目の前の動作一つ一つに心を込める事なのかな?」というふんわりとしたイメージが浮かんだので、そうすることにしてみたというお話。

日曜日にお世話になった先生は西荻窪のお教室の主宰の先生だ。
先生にはすごく「バレエが大好き」と言うオーラがある。
教える事も踊る事も全部含めてすごく好きなんだなと思う。
人ってさ、自分が「好きな事やってる時」とか「好きなものを食べてる時」とか「楽しんでいる時」ってすごくいいお顔だよね。こちらも楽しくなって近づきたくなるよね
(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ウホウホ彼女のお稽古はまさにそんな感じなんだよ。

私の足は不恰好でナイキのシューズの様に跳ね上がっている。

デフォルトでルルベ(つま先立ち)してる様に母指球の所から曲がっている。
このクッションのおかげで何時間歩いても疲れないし、丈夫な足なのだけどバレエには向いてない足だと思う。バレエを習うより飛脚になった方が良さげな足。

バレエで必要な足指の力が使いにくく、そのため弱いからだ…(๑˙³˙)チェー
先生はシューズの上からでも「足ゆびが使えていない」事をわかっていて、もっと足ゆびを使って!と言われる。
重心を変えたら指を使えるのかしら?どこを鍛えれば使える様になるのかしら?これはバレエを始めた頃からずっと考えている事。

日曜日も指をぐわしっと曲げて掴むような立ち方をして何度も注意されてしまった🥵
「今年は獣を脱しようね!」と言われ、私はついつい吹いてしまった。
ケモノ…🤣早く人間になりたい!!
でもこの足指問題もやはり重心の問題なのかも?と思ったんだよ。

「カカトは床にピタリと付いてないとダメだけど、カカトをいつでも浮かせられる重心にいないとダメだよ」と教わった時、いつもより前目に重心を移動させたら指が曲がらな買ったんだ。

私は右にその傾向が強いんだけど右はカカト重心になりやすいのね_φ(・_・

前重心にすればしたで、カカトが浮いてしまうので…もっとハムストリング(脚の後ろ側)を長く使って重心を前に持っていくにはどうしたら良いのか?
良いアイディアがまだ浮かばないけど、とりあえず「カカトをピッタリとつけハムストリングを長く足指が曲がらない重心の位置」を探そうと思う。今日

バーではこのプリエにも心を行き渡らせよう、このタンジュにも心を行き渡らせよう、アームスの動きにも心を行き渡らせよう…とやってみるといつもより時間がギュッとしている感じがして、時間が過ぎるのがめちゃめちゃ早く感じた。
これが今に集中する事なのかな?ナンテね。すごく充実してたの!

でもね、センターに出た途端いつもの癖で次の体勢の事ばかりを気にして動作に対して全く心が行き渡らせられなかったんだ( ˙-˙ )オヤオヤ
それに気づいたのはピルエットの時だったんだけど、プリエより立つ事を考えてたら体勢が前のめりになってしまったり、その方角の方に腰が若干向いてしまったりで結局失敗しちゃった。テヘペロ

勿論先の事を考えていなければ体は一ミリも動かない…ただ、その時その時の今に集中すべき事に心を生き渡らせなければ上手くは行かないのだなと思ったというお話。
プリエする時はプリエに、立ったら立つ事に、降りる時は降りる事に心を行き渡らせていけばいいんだよね。

アンデダンピルエットからセゴン(横)に足を出してそのままバランセに入って、トンベパドブレから…というグランワルツをやったのだけど楽しかった!!
やったことがない事に挑戦するのは楽しいし、その入り方カッコイイ😍

これもさ、バランセに綺麗に入るために回り終わりの格好だけ定めて一つ一つの動作に心を行き渡らせたらちゃんと軸に降りれたし、次のバランセも入りやすかったんだ。
瞬間瞬間に心を行き渡らせるにはまだまだ意識しなきゃできないけれど、バレエのお稽古だけでなく日常生活もそうやって暮らしていきたいな…

とてもギュッと濃縮したジュースの様に楽しいお稽古だった。










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