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ミュージシャンは食えるのか

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2017年1月からブログにて連載している「ミュージシャンは食えるのか」シリーズを再編集し、古いものから順に連続で読めるように並び替えてまとめました。
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音楽はやめませんが優先順位が変わります。

2021年あけましておめでとうございます! 皆様昨年はどんな年でしたか。 僕自身は40才でミュ…

知花竜海
3年前
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ミュージシャンは食えるのか。目次

ミュージシャンは食えるのか。この永遠のテーマを追いかけてずいぶん経つ。17でギターを始めて…

知花竜海
7年前
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生活全てを表現活動に、歩んできた道を全て作品に

これまでアーティストとしての自分の世界観を表現する為にはプライベートの露出は必要ないと思…

知花竜海
7年前
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一度目のピーク

20年間のピークは実は結構早くて、一度目の盛り上がりは21歳の頃。バンドDUTY FREE SHOPP.を結…

知花竜海
7年前
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二度目のピーク

2003年に留学から帰国後、完全に浦島太郎状態になった僕は、そこから不在の期間を取り戻そうと…

知花竜海
7年前

引き際を間違えた話

夢みたいな状況は長く続かなかった。 アルバム契約があと一枚残っている状態でスタジオでプリ…

知花竜海
7年前

音楽で食っている。

幸いなことに当時DUTY × カクマクの制作でお世話になったイガルー・サウンドスタジオの厚史さんから音楽ソフトProtoolsでの録音と編集のやり方を教えてもらったお陰で、ちょこちょこ他のミュージシャンのアレンジやCD制作の仕事が入るようになっていた。 はじめはそれで食えるようになるなんて思っても見なかったが、今実際自分はそれで食っている。食えるようになるまでの10年間は色んなことがあった。 フリーになった始めの頃、東京帰りの若い音楽クリエイターに誘われて、彼が起業した音

隙間産業で食っている。

27歳、僕はうつの手前までいって音楽制作の会社を辞めた。 若い頃は華やかな音楽の世界に憧れ…

知花竜海
7年前
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ソロでやると覚悟を決めた話。

隙間産業を見つけて、やっと音楽での生活が少し安定し、そろそろ自分の作品を形にするかと思っ…

知花竜海
7年前

アルバム制作に100万突っ込んだ!!

アルバム「新しい世界」は背水の陣で臨んだ。 貯金全額100万円をつぎ込んだ。 当時31歳、子…

知花竜海
7年前
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「両思い」の音楽。

アルバム「新しい世界」制作の「裏目標」として掲げたのは、音楽パートナー探しであった。 今…

知花竜海
7年前

バンドへの退路、執着を断つ

米須雄作とサキマジュンというマルチプレイヤー二人と出会い、トリオ編成で数々のステージを共…

知花竜海
7年前

ロックとポップスの狭間で

バンドからソロになるということは、ものすごい乱暴な言い方をしてしまえば、ジャンルの分類が…

知花竜海
7年前

セカンドアルバムへの道、一歩目。

新しい世界から実に四年の月日を経て、シングル「海鳴りの島」は世に出た。 1stアルバム「新しい世界」をリリース後、僕は銀行口座に毎月一万の自動積み立てを始めた。明確な目的があって始めたわけじゃないが、こうでもしないと毎日の生活に追われて貯金が出来ないと思った。 一万円×12ヶ月、一年で12万、四年と二ヶ月で50万貯まった貯金を、子どもたち、ゴメン、と思いながら、もう一度CD制作費に突っ込むことにした。 「海鳴りの島」は当初、シングルではなくアルバムの予定で制作を進めてい