自分らしい挑戦を。株式会社パパゲーノに入社しました。
こんにちは、ちばまき(@chibamaki_)です。
この度2023年11月、株式会社パパゲーノに入社しました!
このnoteを見てくださっている人の中には、パパゲーノ社についてよく知っている方も、初めて聞く方もいらっしゃると思いますが、今回は私の想いを中心に書いていきたいと思うので、会社や仕事について気になった方はぜひ直接お話させてください。
リカバリーという考え方
突然ですが「リカバリー」という言葉を知っていますでしょうか。
特に、精神障害におけるリカバリーという文脈になりますが、障害をお持ちの方が、自分らしくいきいきと生きていくための過程や、活動のことをいいます。
パパゲーノは、【「生きててよかった」と誰もが実感できる社会】をパーパスとし、このリカバリーを広める活動をさまざまな角度から行っています。
わたしのリカバリーストーリー
これまた突然ですが、私は精神障害を持つ当事者の1人です。
具体的には、双極性障害といって、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。
今回は詳しい経緯などは書きませんが、病気と判明してから約7年ほど、通院と服薬を続けています。
今まではこうやってnoteやSNSなどに公表することはなかったのですが、今回パパゲーノで働くにあたり自分の想いを伝えたいと考えた際に、この話は避けて通れないなと思い、書いています。
一般的には「クローズ就労」と呼ばれるように、仕事上では特別オープンにすることもなく働いてきたので、驚かれる方もいるかもしれません。
これまで休職や入院したこともあったり、苦しい経験もたくさんしてきましたが、自分自身の特性や体調を知り、自分と向き合う作業を少しずつ積み重ね、今はうまく付き合っていくことができています。
その過程で、私にとって「良い状態」を保つために特に大事な要素と考えているのが下記3つです。
安心して自分らしくチャレンジできる環境に身を置くこと
尊敬でき、信じられる仲間がいること
目の前の人のためになっているという実感をもてること
私にとっては、働くことが大きな活力になっているということが現れていると感じます。
これらが満たされていること、そしてそれを追求していく過程が、私自身のリカバリーにつながっているのかなと思っています。
パパゲーノで働くことは、上記の要素を満たせると同時に、当事者としての視点をもっているという面で、私だからできる強みがあると思い、今回入社を決めました。
パパゲーノでなにをするのか
具体的な直近のミッションは、「パパゲーノ Work & Recovery」という就労継続支援B型事業所の運営です。
精神障害をお持ちで、企業で働くことに様々な課題をお持ちの方が働く支援をします
いわゆるB型事業所には珍しいのですが、パソコンを使ったIT系の仕事ができる施設で、まだ9月に開所して2ヶ月ほどですが、利用者さんの見学や体験も多くいただいております。
現場を知り、目の前の課題や、1人1人のリカバリーに触れてこそ、より広く価値貢献できると思いますし、まずは1日1日の運営をしっかり全うしていきたいと思っています。
ただ、施設の運営といっても、ゴリゴリにオペレーション改善します!とかは一筋縄ではいかないと思ってます。
利用する方がいて初めて成り立っていて、改善=正解とは限らないのが難しいところかなと。
※実は、「入社しました」といってますが、初出社は明日なので、利用者さんのいる現場感はまだわかっていません笑
また、B型事業所を軌道にのせながら、今スタートしている新たな事業においても(内容はまだ言っていいのかわかっていない笑)、これまでSaaSの営業やCSを担ってきた経験を活かして、事業を加速させることができるよう尽力したいと思います!
ちょっと戻って…入社を決めるまで
パパゲーノは、現在私も含めて6人(+経営顧問が1人)のメンバーです。
少ない人数なこともあり、誰と働くかを重視している私にとっては、メンバーがどんな人なのかを知っておくことは必須だったため、内定前に全員との顔合わせを行ってもらいました。
入社前に懸念点の解消や、実際の業務イメージを持つことができ非常に有益な機会でした。
特に代表のやすまささんには、何度も時間をいただきました。
iCARE時代にも同じチームでリーダーをしてもらっていたので、とても信頼でき、尊敬する存在です。
おわりに
今は、ワクワクと不安が混じっていますが、今日このnoteに想いを書くことができたので、これを決意として、壁にぶつかっても諦めず積み重ねていくことができればと思います。
自分らしく挑戦する機会は、何度でもつくりだせる、というのが今回の転職を表す言葉かなと思っています。
がんばります!
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