七十二候「鴻雁北 (こうがんかえる)」:第十四候
今日2021年4月10日は、七十二候で「鴻雁北 (こうがんかえる)」です。
冬の渡り鳥「ガン」が、北へ渡っていく頃なんですねー。
4月4日からは「玄鳥至 (つばめきたる)」でした。ツバメが来て、ガンが帰る。本格的に暖かくなってくるってことですねー。
「鴻雁」の「鴻」は「ひしくい」と読み大型のガンを、「雁」は小型のガンを指すそうです。
冬が終わると帰るガンは、冬が始まるとやってくるわけで、10月には第四十九候として「鴻雁来 (こうがんきたる)」があります。
ガンは季語としても使われていて、「雁帰る」は春の季語で、「雁渡る」は秋の季語だそうです。
日本人は、ほんと、昔から自然に敏感に生きてきたんですね。
都会では、野鳥を見かける機会は、なかなかありませんが、アイキャッチのようにガンの群れが北に飛んでいく姿を想像して、本格的な春の訪れを感じることにします。
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