リンヌンラタ
それじゃあもういくよ
長いお別れになるね
星になって昇ったぼくを
夜空にみつけられるかな
「世界が終わるまで
ふたり寄り添っていよう
さいごまで一緒だよ」
なんて嘘つきのぼくをゆるして
泣き疲れた目にうつる
透明な宇宙の闇
かすむほど遠くにみえた
懐かしいきみの影
ぼくにだけはわかるんだ
だからもう顔をあげて
星くずになった百年の涙を
よれた腕でかきあつめた
光の橋になって届くかな
千年かけても会いにいくよ
シリウスが蒼く染める
あたたかな頬の雫
抱き合ったらもう離さない
いつの日かまた
ふたり燃え尽きても
みつけだすよ時をこえて
姿を変えて記憶をなくしても
きみのことだけは思いだせる
ぼくのことだけは思いだして
執筆活動で生計を立てるという目標を持っております!!