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ほんとに赤ら顔?間違われやすい皮膚疾患「酒さ」とはー酒さ治療日記

酒さってご存知ですか?
鼻や頬を中心に赤みや小さな吹き出物が出る慢性の皮膚疾患の一種です。
長年「赤ら顔」に悩んでいる方もしかしたらそれは「酒さ」かもしれません。

酒さの症状はいくつかあり、症状ごとに4種類に分類されています

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原因は、はっきりわかってませんが、影響してる可能性があるものがいくつかあります。

・刺激物の摂取
・アルコール
・カフェイン
・紫外線
・ホルモン異常
・喫煙

などが言われていますが、「体質」でまとめられがちです。
外観と最初に症状の現れた年齢で診断されます。

頬や鼻など顔の中心にニキビのようなできものや赤みが30代〜50代に現れると酒さの可能性が高いです。
「大人ニキビ」と言われるように、ニキビと思われがちで、ニキビ治療をされる方が多くいます。
酒さを専門としている医師でないと診断が難しいので、ニキビ治療で一向に回復しない方は、一度酒さ専門のクリニックを尋ねるといいでしょう。

私も長年肌荒れと赤ら顔に悩んできましたが、実は酒さだったことが判明。
ここからは写真も添えて経過についての日記を書いていくので、同じく肌荒れや赤ら顔に悩まれている方の参考にしてください!

私の場合よくなったり悪くなったりを繰り返していたのが
昨年の冬、尋常じゃなく荒れたのでちゃんと皮膚科に行ってみたところ最初は酷めのニキビとしての対応で内服と外用薬が処方されました

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初期ですね、コロナが流行り始めたので終日マスクのせいもあり、それが原因だと思ってた頃です
ニキビが出来ては治りを繰り返し、ものすごく乾燥していました。
ニキビと思って最初はディフェリン軟膏でピーリングと半年ほど抗生剤とステロイドで治療してました。
カサカサを通り越してカピカピだったので、保湿でヒルロイドローションを塗ってあげてました

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悪化しました。
ニキビではなかったからですね。

ニキビの原因は乾燥と思ってたので乾燥対策は欠かさずしていました。
おかげで皮が剥ける感じは減ってますが、明らかに頬が侵食されブツブツに
真っ赤そして痒い

途中病院を変えてまたよくなったり悪くなったりを繰り返していましたが、徐々に悪くなり、かなり酷くなっていった感じです。
ラッキーなことに職場の病院で皮膚科に詳しい先輩に
「酒さっぽいから酒さ専門にやってる皮膚科探して行った方がいいんじゃない?」という助言をいただき早速検索。
酒さ治療をやってる病院を変えてみました

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酒さを専門にする病院に行くとすぐ酒さと診察されました。
ここから治療をニキビ治療から酒さ治療に切り替えました。

酒さの治療は大きく2つ

1、レーザー(Vビーム)
2、メディケーション(酒さの薬)

私の場合炎症がひどかったのでレーザーの前に炎症を落ち着けようということで、今までの薬をやめて新しく外用薬と内服薬の処方となりました。

外用薬:イベルメクチンクリーム

内服薬:ビブラマイシン

自費なのでちょっと高いんですが
目玉飛び出るほどじゃなかったのでとりあえず始めてみようと思います。

何件か皮膚科を回ってやっと診断されたので長いことニキビの治療をされている方多いんじゃないかと思います。
私もたまたま先輩が詳しくて判明したのですが、メジャーな疾患ではないので教えてもらわなければ気づかずにいたでしょう。
これからの経過も掲載していくので、同じお悩みをお持ちの方は是非参考にしてみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございます!

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