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🇮🇳【チャーリー】初・カンナダ語映画

映画の冒頭で「神に感謝して」という文が英語で出たのだが、“GOD”のスペルが“DOG”に変わる。GとDがスライドするのだ。
「犬に感謝して」に変わる遊び心あふれる出だしにワクワクさせられた。

『チャーリー』は犬と人の絆を描いた物語だ。


初・サンダルウッド‼︎

映画『チャーリー』のバナーとチケット
パンフレットも買った

月一でインド映画を劇場鑑賞しているかもしれない。
6月最終日、今月も元気にインド映画を観てきた。

ご存知の通りインドは多言語国家である。
それぞれの言語で映画の制作拠点があり、カンナダ語映画の拠点がカルナータカ州でありインド映画界でヒンディー語、テルグ語、タミル語、マラヤーム語に次いで5位の興行規模を持つのだ。

ところで、「ボリウッド」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

ボリウッドはヒンディー語映画の制作拠点・ムンバイのイギリス植民地時代の地名「ボンベイ」とアメリカの映画制作中心地「ハリウッド」を掛け合わせた言葉だ。
ちなみにムンバイはヒンディー語映画制作の中心なのに公用語はマラーティー語だ。ややこしいだろう?

オタク知識すみません、、、。ガチインド映画ファンなんです。

珍しいインド映画(?)

インド映画は歌とダンスの娯楽映画が多い。最近のボリウッドだと社会的なテーマを扱うこともあるけど、南インドは特に娯楽要素強め。
でもこの『チャーリー』は他のインド映画と違ってド派手な映像加工、ド派手なダンス、ド派手なアクションは出てこない。「文芸的なところが画期的」みたいなことがパンフレットに書いてあったが、本当にその通りだと思った。

あんまりインド映画っぽさがなく、ポスターやバナーの広告も「人と犬」のテーマを前面に押し出しているので劇場の客層も他のインド映画ときがっていた気がする。

インド映画を映画館に観に行く人はだいたい20代~60代くらいのソロ活さんが多いけど、今回は10代半ばくらいの女の子2人組がいた。インド映画もジャンルの幅が広がることで客層も広がるんだなぁとしみじみ感じる。

このままハリウッドと同じくらいの日本に浸透して、ミニシアター以外でもその辺のシネコンでインド映画頻繁にやってほしいナァ。

ストーリー

酒、タバコ、チャップリンの映画にしか興味がなくいつもイドゥリ(米粉の蒸しパン)ばかり食べて淡々と日々を過ごしている男、ダルマが一匹の犬に懐かれ、最初こそ嫌がるけど後に心を通わせるようになる。

しかし、ダルマに引き取られた犬・チャーリーの病気が判明し、残された時間でふたりは旅に出かける……。

という感じだ。
動物との絆モノって感じだな。

チャップリンが好きなのは監督か?私、チャップリン映画見たことないから地味にチャップリン映画が気になる。
犬の名前もチャーリー・チャップリンにちなんで名付けてるのいいな。

私もペット飼って名前つける日が来たら映画人から取りたい。
ラームだ、ラーム。決定。その時がきたらラームと名付ける。
チャラン様万歳🙌

この映画は病気になるチャーリーを描くことによって「近親交配で病気になる犬を減らそう」という強いメッセージも込められている。
映画のラストでめちゃくちゃ強調している。

自分んちのペットが愛おしくなる

ああいう人とペットの映画見たら自分んちのペットを思い出してしまう。

別れが来るのは映画の世界だけじゃないよな。
いつかその時が来ると思うと切ないものだ。

白黒ネコ
グレー猫
白黒ネコ(※1枚目と違うよ!)

抱きしめると温かく、重みが腕にある。
心臓の鼓動がわかる。
息づかいが聞こえる。
生きてる。

抱いている時の心地よさ、安心感、たまらん。

一緒にいるだけで孤独感が吹っ飛ぶ。
ペットは偉大だ。

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