見出し画像

🇺🇸【十二人の怒れる男】超疲れた

「さてさて、映画でも見るか〜いつもNetflixだし、たまにはAmazonプライムで観るか。どうせならアマプラでしかやってない映画で。」

なんて思いながら一覧を眺めていると、「29時間以内にprime配信終了」の文字が目についた。私は「いつでも見れる」と見ないものだが、「期間限定」や「配信終了間近」という言葉には弱い。

『十二人の怒れる男』、君に決めた‼︎(ポケモン サトシのパクリ)


衝撃

見始めて面食らった。白黒映画じゃんこれ。なんと1956年公開の映画。
古い!私の祖母でさえまだ子供だった時じゃないか。

白黒映画というだけではない。登場人物十一人が部屋から出ないでずっと喋り続けるのだ。エグい。
普段インド映画を見て迫力ある映像や音楽を楽しんでいると、かなり退屈に感じてしまう。

ストーリー

陪審員制度で集められた12人の男が少年の無罪・有罪を話し合いで決める。
十一人が有罪を主張したが、一人だけ無罪を主張する。その無罪を主張した一人が十一人の説得を試みるというもの。

疲れた

1時間半くらいの映画の映画なのにめちゃくちゃ疲れた。

話が長引くにつれて男たちの座っている姿勢が悪くなってくる。テーブルに肘をつき前のめりになる。

タブレットを置いて机で鑑賞していた私もいつのまにか同じ姿勢になっている。オカンに見られたら絶対注意される姿勢の悪さだ。
見終わって時計見たらまだ20時だったけど、そのまま朝まで寝てしまった。(※ガチです。笑)

民主主義って大変だ

民意を反映させるために選挙とかやってるけど、あれは全会一致じゃなくて多数決だよね(?)
一人一人意思を持ってやるべきなのに他人任せにしたりそもそも何も考えてない人だっている。多数決に甘んじている。

みんなの意見を取り入れるって本来超大変なんだぜってことを思い出させてくれる映画だった。

建国当初から民主主義を重んじてきたアメリカらしい映画でもある。
公開は1956年だから、ちょうど冷戦時代だ。アメリカとバチバチだったソ連は独裁政治だったからこのような映画は作れなかっただろうね。


以前「学校で生徒に観せたい映画」という記事を書いた。

この記事では5教科+道徳のそれぞれの教科で観せたいものを取り上げたのだが、社会科に絞って「政治」「経済」「倫理」「地理」「世界史」「日本史」で書いてみたいなと思っている。

『十二人の怒れる男』は「政治」で観せるのもいいかもしれないけど、疲れて集中力がもたない可能性があるので残念ながら落選…かな。アセアセ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?