自分の咲くべき場所は、自分で見つけにいく
あなたの持ってる武器=強みは何ですか?
好きなことは何ですか?
そう聞かれて、すぐに答えられる人もいれば、そうでない人もいる。
でも、どにらにせよ、その武器が一番活躍する場所を知っているかどうかが重要なんじゃないかと思う。
私の場合は、小学生の頃に絵が上手い子に囲まれたことで、絵を描くことは好きだけど私の絵なんかポンコツだ、人に褒められるようなものじゃないと思ってそれ以上追求することもなくなった。
でも、大人になってもやっぱり描く事が好きで、素人の私でもどうにかなるんじゃないかと希望を胸にクリエイター向けのオンラインコミュニティに入ってみた。
みんな、すごい。
こんな可愛い絵、オシャレな絵、かっこいい絵が描けたら仕事として成立するんだ。
求められる絵を描けるってすごいなぁ。
はぁ、やっぱり、私には無理だわ。
小学生の頃と、全く同じ現象に陥った。
そこから、また人生を模索する中で、ブログ運営を学ぶコミュニティに入った。
自分のブログにイラストを描いて添えてみた。
それが、自分の武器で戦うべきフィールドを知るきっかけになった。
「こんなイラスト描けるんだ、すごい!かわいい!」
「私のも描いてほしい!」
嘘だろ。信じられない。
ちょっと場所を変えれば、見える世界がこんなにも変わるなんて。
それまで、私が見ていた世界には、「絵が描ける」という自分と同じ武器を持った人たちがうじゃうじゃいた。
その武器はそれぞれの見せ方によって戦うフィールドが全く違う。
そして、単純に「絵が描ける」というだけでは、全く歯が立たない。
だからこそ、一旦そのフィールドから離れてみて、すっとその武器を見せてみると、とんでもない化学反応が起きる事があることを知った。
これってきっと、どんな世界でも言える事なんだと思う。
例えば、お菓子作りが得意な人が、パティシエコミュニティ(そんなのあるのか知らんけど)に入ったら、ピンからキリまでお菓子作りの上手い人に囲まれて、劣等感を感じることもあるだろう。
でも、料理が苦手、お菓子作りなんてできるわけがねぇ!だけど、子どもと一緒にお菓子作りとかしてみたい!そういうの素敵やん!って思っている人の目の前にいけば、めちゃくちゃ崇められて、尊敬される存在になるはず。
どんな場所なら自分の強みが重宝されるのか。
どうすれば、気持ちよく、楽に、その強みを使えるのか。
それが分かれば苦労しないんだけど、その場所を見つけにいく過程できっと武器となる強みは磨かれていくんだと思う。
自分の咲くべき場所は、自分で見つけにいく。
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