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イモづる読書【その22】こてん!と眠れる電子書籍 ・・・赤川次郎『やりすごした殺人』から『ボクのミステリ作法』-1

寝つく前に【ナイトキャップ】みたいにいつの間にか眠りに落ちる・・こてん!と眠れる本、赤川次郎『やりすごした殺人』を読み終えて、少々のこっていた「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ2冊を読み終えました。

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つづいて、早川家シリーズがあと1冊あるのですが、この大好きな早川家シリーズを読み終えてしまうと思うと、「お・も・て・な・し・」ではなくて、「も・っ・た・い・な・い・」。
もう少し、先延ばしにしました。
その夜は、過去帳を開くが如く、各電子書籍アプリを開いて、ぶつしょくしました・・・これをやると眠れない【うん、ほんまやで!】

各電子書籍アプリ一覧
Kindle
sony reader
楽天KOBO
Booklive!
honto
ブック(iBook)
i読書(青空文庫)
ebook japan
ブック放題
読み放題
・・・・
赤川次郎作品はsony readerと楽天KOBOに集中していました。
理由:電子書籍の利点のひとつはバーゲンです。
その電子書籍ごとに割引セールがあったり、
出版社の企画セールがあったり、紙媒体とは違ったセールがあります。
アプリをダウンロードするときにたいていは自動でナルマガ配信にチェックが入っていて、よほどムキになって配信を止めないと停止できません。停止する必要はないですけど
毎日、各社からメールがきます。
そんなバーゲンを利用して買いだめしておくのも手です。

注意その1バーゲン企画につられて、購入していると、Kindle、sony reader、楽天KOBO・・・同じシリーズがあっちこっち【カンベンしてくれ!】

注意その2 紙の本ですと、書棚とか机の上とか枕元に存在感があります。
カップラーメンのふたおさえにも利用できます。
まっ、ほとんどじゃまな存在ですが、存在に耐えられる重さがあります。
電子書籍は、存在に耐えられない軽さで、
タブレット等を開かない限り、視野に入ってきません。
その存在を忘れます。
上記のように多数のアプリを使い、バーゲン情報にひかれて、手当たりしだい購入していると、同じ電子書籍を二重に購入してしまいます。

紙の本でもよくやりますが・・・
映画『陰謀のセオリー』のメル・ギブソンが『ライ麦畑で捕まえて』をいつも買っていました。
『ライ麦畑で捕まえて』を村上春樹は「キャッチャー・イン・ザ・ライ 」として上梓してしまいます。

ここで一句
とおり雨 ライ麦畑で 捕まえて【シランケド】

というように、Wブッキングには気をつけて【うん、ほんまやで!】

というわけで、各アプリのライブラリーとか本棚とかを巡回して、
見つけたのが、『ボクのミステリ作法』

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以前に買いだめした一冊で、チラッと読んで、そのままだったのを読み始めました。
赤川次郎のエッセイは、『赤川次郎の文楽入門』がお気に入りですから、読みたかった本です。

ぼくのミステリ作法(さほう) 著:赤川次郎 角川e文庫
平成21年10月1日発行
角川文庫 昭和61年2月発行

昭和61年2月発行ということは、1986年の発行で、
なんと35年前の本ですが、ミステリーにはは関係ありません。

その面白さは次回・・・・・【シランケド!】


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