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イモづる読書【その30】書いてみせます・・初めての短編小説! その4〈 Learning 〉-4 エンドマークをつけるために-3 参考書を囲い込む-1

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

エンドマークをつけるためにあなたがしなくてはならないこと
3 準備稿を書くための準備を始める
  3−2参考文献・資料を収集・整理
です。
タイトルで「参考書を囲い込む」としました。【なんのこちゃ?】
創作時の参考文献や資料は、放置しておくと際限なく膨らんでいきます。
特に創作に手間取っているときは、手にしたことのない文献や資料に手が伸びてしまいます。収拾がつかなくなってしまいます。【うん、ほんまやで!】
そのようにならないように、準備段階で参考文献や資料を決めます(絞り込み)。このことを「囲い込み」と勝手にいっています。

短編小説を書くための参考書を選ぶ

3-2-1 短編小説を書くためのガイドブック
決定:
『ボクのミステリ作法』(著:赤川次郎)
『創作の極意と掟』(著:筒井康隆)
候補:
『一億三千万人のための小説教室』(著:高橋源一郎)
『デビュー作を書くための超「小説」教室』(著:高橋源一郎)
『短編小説講義 増補版』(著:筒井康隆)
『文章読本さん江』(著:斎藤美奈子)
『自家製 文章読本』(著:井上ひさし)

ボツ(落選):
谷崎潤一郎『文章読本』
三島由紀夫『文章読本』
丸谷才一『文章読本」
中村真一郎『文章読本」
大江健三郎『小説の方法』

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ボツにした「文章読本」左・中村真一郎 中央・三島由紀夫 右・大江健三郎

なにしろ初めての創作小説なので、できるだけ入門・超入門を選びました。
大御所さまの「文章読本」は「純文学」ポイのであえて外しました。

ガイドブックとパラレルで古今東西の名作を読んでおきたい

『ボクのミステリ作法』からは、
アガサ・クリスティーの「バートラム·ホテルにて」
ロバート・L・フィッシュの「友情ある殺人」「あの手この手の犯罪」
グレアム・グリーンの
「ジュネーヴのドクター・フィッシャーあるいは爆弾パーティ」
「ブライトン・ロック」「名誉領 事」「密使」「ヒューマン ·ファクター」

『創作の極意と掟』からは、
パパの『日はまた昇る』
トーマス・マンの『ブッデンブロオク家の人々』
エミール・ゾラの『ナナ』
バルザックの『人間喜劇』の中の『従妹ベット』

『短編小説講義 増補版』に柱となっている作品は読んでいきたい・・・
ディケンズ 「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」
ホフマン「隅の窓」
アンブロウズ・ビアス 「アウル・クリーク橋の一事件」
マーク・トウェイ「頭突き羊の物語」
ゴーリキー「二十六人の男と一人の少女」
トーマス・マン短編集 第1篇)トオマス・マン「幻滅」
ローソン「爆弾犬」
「繁栄の昭和」(筒井康隆)

まとめ

まずは、「小説」を書く指南書
つぎに、「短編小説」を書くための指南書
そのつぎに、「ミステリーの書き方」

いきなり、「ミステリーの書き方」へ入っていきたいけど、基礎体力というよりは、基礎学力強化に重点を置いています。
シナリオや戯曲と、小説は全く別物です。
そういうことで、「小説の書き方」を取得するために、超入門・入門書から始めていこうと上記のようなラインナップになりました。

修正を加えながら、これからも「囲い込み」をしていきます。




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