題字がかわいい絵本の紹介です

こんばんは。今日も福音館書店の絵本のご紹介です。

先日、大型書店にて月刊絵本『こどものとも』のバックナンバーを物色していた時のこと。黒地の絵本に紫がかったピンクで書かれた『こどものとも』2021年8月号デザインに目が釘付けに。かつてこの月刊絵本シリーズでは目にした覚えのな洋書のような雰囲気の絵柄に、「おやつどろぼう」という妙に気になるタイトル。

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阿部結『おやつどろぼう』

「おやつどろぼう」の文字が見えますでしょうか。

おそらく、著者ご本人によるレタリングだと思うのですが、題字が登場人物?「シマシマ」のシマシマ服を模した字形でとてもとてもかわいい。
(シマシマは表紙右側。左側は主人公のアカーキー)

そして、1ページ目。最初のひとことが秀逸。

「そのよる。」


「そのよる。」ってどの夜よ?とわたしの心を鷲掴みに。おしゃれすぎる書き出しにノックアウトされました。洋楽で「And」から始まる曲が好きなわたしからすると即「購入決定、レジ行き」の絵本でした。ちなみに価格は税込440円。ソフトカバー版なので安価です。

ご存知の方も多いかと思いますが福音館書店の月刊絵本人気作はのちにハードカバー版として販売される、というシステムとなっています。『おやつどろぼう』は絶対ハードカバー版が出ると予測。ちなみに物語は、

「そのよる。
トイレにおきたアカーキーは見てしまった」

と続きます。

何を見てしまったのか気になる方は是非現物をご覧ください。
図書館にもあるかと思います。絵がかわいくて魅力的なだけではなくストーリーもとってもユニークな絵本ですよ。

それでは。

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