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毎日更新300回目

Wi-Fiがなかったり、家がなかったり、キーボードがなかったり、更新を続ける環境は良くは無かった。

しかし、話題は豊富にあった。

何十年後かに読み返すと、今の気持ちがきっとフラッシュバックするだろう。なぜなら包み隠さず自分の思いをすべて書いている。

もし認知症ですべてを忘れたとしても、何度も何度も読み直して、思い出に浸りたい。

そんな気持ちもどっかにあった。

だから、毎日書き続けた。

毎日更新ってなんの意味があるの?って思ったときもあった。不具合があって、毎日更新が反映されないときもあった。

「すごいね!毎日更新2週間」と1か月前に出たときは、少しショックだったけど、この言葉を欲しくて私は書いているのではない。だからもし毎日更新1日目に戻ったとしてもまた書き続けるだろう。

noteは習慣になってしまった。

300日目を迎える今日。いつもとそうかわらない。だけど、いつもより少し背伸びして書きたい。

始めた時から今日まで、見てくれた方、読んでくれた方、スキをしてくれた方、コメントをしてくれた方、サポートをしてくれた方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございました。


「家購入編」

なんで家を買おうと思ったのか?

資産(お金)について学んだ時に、株、仮想通貨、不動産があることを知り、株と仮想通貨をやってみた。これは小額からでもできる。でも不動産はまとまった金額がないとできなかった。でもオーストラリアはインフレがある。去年買った物を同じ値段で今年は買うことができない。少しづつ高くなっている。そして、不動産が最も手堅い投資先だと思った。旦那の年齢も今年40歳。30年ローンを考えるとやっぱり30代には買いたいと思った。

例えば5000万円の家もしくはマンションを買うとしたら、頭金10%~20%が必要になる。なので貯金が500万円、1000万円。そして、銀行からの借り入れは給料により違ってくる。経営者になればますます、住宅ローンの審査が厳しくなり、借り入れの値段も下がり、頭金は20%以上を求められる。

やっぱり、ネックになるのがこの頭金。1000万貯めるって結構しんどい。

ましてや、家族の手助けなく子供3人を育てながら、貯金をするのは難しい。

だから、3000万円くらいのマンションを投資物件として買おうとした。すると頭金は500万くらいで足りる。しかし、3000万台で買えるマンションは2LDK、もしくは1LDKしかなかった。5人家族には狭すぎる。だから自分達用ではなく、賃貸に出そうと考えた。

中心部から車で1、2時間以上離れると、3000万台でも買えるが、職場まで週5日通い、そのうえ駐車場代までかかってくるのはなんか嫌。

そして中心部から離れれば離れるほど、家の値段は上がりにくい。

基本、どこでも住める私だが旦那は色々とこだわりがあるし、家を買ったら自分が住みたいやんと言ってくる。

何だか矛盾してるよね。

そして、メルボルンでは5000万台ではもう2LDKも買えない状態まで家の価格が上昇していた。私が以前住んでいた場所も6000万台に上っていた。

ますます、上がる住宅価格。

コロナショックでオーストラリアの経済は30年ぶりに低迷した。経済緩和で銀行の金利が下がった。5~8%台だった金利が2~5%に下がった。銀行からお金が借りやすくなった。

お金が借りやすくなったらどうなるか?というと、家を買うために住宅ローンをする。すると、競争が激しくなり住宅価格の上昇を招く。

オーストラリアは未だ国境を閉鎖しているため移民がきません。今までは、富裕層の中国人がたくさん移民してきてオーストラリアの不動産を買い漁っていた。そうなるとオーストラリア人が家を買うことができないから外国人投資家は土地付きの家は買うことができない法律を作った。でもマンションは買える。でも今世界の富裕層は来ない。

なのに、なぜこんなに価格が上昇しているのか?というと、他州から人が移動している。私たちみたいに。

以前メルボルンで住んでいた場所はマンションで2LDKで6000万円台だった。中心地まで歩いて10分から15分。立地としてはとてもいい。

しかし、6000万で買って10年住んだとして、売る時は6500万~7000万くらいだろう。でも土地付きの家なら7500万~8000万で売れるだろう。だからみんな家を買いたい。でも家を買うお金がないからマンションで我慢。そして、そのマンションのローンを返済しつつ、そのマンションを担保にまた違う家を買うか、売ってから家を買うかを選択する。買った家に死ぬまで住むという事はほとんどない。家族が増えたから広い家を買い、子供が巣立ったから狭い家に買い替える。というのがオーストラリアの考え方。

だから私たちもマンションではなく家を買いたかった。

そして、ゴールドコーストがあるクイーンズランドの住宅価格をしらべてみると、メルボルンで40%オフくらいの値段で売りに出ていた。

5000万円台で庭付きプール付き、3~4部屋ある家がゴロゴロあった。

安っ!!

こんなに広くてきれいな家が5000万円台で買えるの!?

それから学校を視野に入れ、新しく住む場所を決めた。

ゴールドコーストでも公立の学校のレベルが高く、治安も良く、交通の便もよく、海も近い場所はやっぱり高った。3LDKの家で8000万~1億円。

私たちはそこで家を買うことができなかった。

だから今の場所にした。

今の住んでいる場所も最初は4000万台から家が売りに出ていたが、だんだんと値段が上がって行って5000万台、そして、今では6000万台が主流になってきた。

マンションは3000万台からあるから、マンションでもいいと思った。

これは、投資ではなく生活必需品と割り切ってこの場所で一番安い家を買おうとしたこともあったし、メルボルンから写真だけで買おうとしたこともあった。

でも実際買うということはものすごーく大変だった。ストレスも思った以上にあった。

この場所に住んでみて決めたかったっていうのもあるし、もっと色々みて決めたかったっていうのもある。

でも家がなかった私たちにとって理想の家とは家族だけで住める場所、屋根と壁があったらいいという本当に最低限を求めていた。

3軒見に行った。

全部私たちの理想の家だった。

1軒目はイヤなところがなかった。

2軒目はこれ素敵って思うのもたくさんあったけど、これはどうしてもイヤっていうのもあった。あと、私には豪華すぎた。後から値段を聞いたら予算オーバーだった。

3軒目は色々微妙だった。造りや位置。

私はここがスキでもここはちょっと…というより、いやなところがない方が大事だったみたい。




私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。