【話題の育児方法】寝かしつけがいらない育児をやってみた結果・・・

オーストラリアに移住してきて、13年目。日本人美容師夫妻と8歳、6歳、1歳の3人の男の子を持つママこと、モンブランです。

今日から学校が始まりました。久しぶりに朝7時半に起きてお弁当を作って(長男たっつーはツナサンド、次男スネ夫はハムサンド)スナックのフルーツを切って、忙しい朝を迎えました。

それから、車で学校まで送り届けて、任務完了!!

帰ってきてから洗濯をして、子供の服の整理。サイズアウトしたもので、キレイな服は、寄付するためのカバンに詰めて、シミや汚れがある服は、雑巾にしました。

あとは、お迎えまで何をしようかな?

こんなに時間を持て余したのは、初めてだ。旦那も休みなので、二人でけんちゃんを見るのはとても簡単だ。

きっと、こんな時間は人生で二度とないだろう。そして、もし子供がいなかったら、夫婦2人ってなんだか寂しくて味気ない。オシャレなレストランやカフェでも開いていたら行くけど、どこも空いてない。だから、子供に感謝。

子ども産んでてよかった。

生まれてきてくれてありがとう。

私をお母さんにしてくれてありがとう。


それでは、今日はジーナ式育児について

みなさんジーナ式育児って知っていますか?

もしくは、聞いたことあるっていう方いるんじゃないでしょうか?


では、ジーナ式についいて私なりにまとめたものを紹介します。


ジーナさんというイギリスのベビーシッターさんが生み出した育児方法で、寝かしつけが必要ない育児です。そして、朝起きる時間、授乳(ミルク)、昼寝、お風呂、オムツ交換、夜寝る時間すべてが決まっています。朝は、7時から7時15分までに起きる。朝の授乳は8時or8時15分から、8時半or8時45分までと分刻みんで決まっている。そしてお風呂上りに暗い部屋で夜の授乳をして、飲み終わったら、ベッドに置く。ベッドに置かれた赤ちゃんは、自分で自然と入眠することができる。それを毎日ルーティンで繰り返す。2か月ごとにルーティンが変わる。

これが私の知っているジーナ式を簡単に説明したものです。

長男たっつーの時は、このジーナさんを知らなかったので、たっつーは好きな時間に起きて、好きなだけ遊ぶ。授乳もお腹いっぱいになるまで飲んで、飲みながら寝たり、昼寝も自分で起きるまで寝ていた。本当に自由に生きていた。

私も、お昼寝は長く寝てもらった方が助かるので、3時間過ぎると起こしていたが、あと少しで家事が終わるって思ったら、3時間過ぎても全部終わらせて最後に掃除機をかけたりしていた。

きっと、初めて赤ちゃんを産んだお母さんなら、こんな感じの生活をしていたんじゃないでしょうか?  それとも私だけ??

次男スネ夫もこれに近い生活をしていました。スネ夫はお兄ちゃんに無理やり起こされたり、お兄ちゃんのルーティンを合わせられていたと思います。

しかし、末っ子ケンちゃん。私にとっては3番目は素敵な実験対象でもあった。まさか、ベッドに置いただけで寝るなんて「ありえない。赤ちゃんの寝かしつけ甘く見るんじゃない。色々試したけど、攻略なんてなかったし!!」と思っていた私。

そんなに簡単に寝るなら、やってやろうじゃないか!と少し挑戦的にもなった。逆にもし、この本に書いてある通りなら「すごい!」という、期待も一緒に持った。

それから、私は英語で書いてある本を自分なりに日本語に書き直した。翻訳と言っても8:00 Wake up 8:15~30Milk 9:00 Playと書いていたので、見やすいように日本語の表にまとめた。そして、色ペンも使って授乳の時間は、ピンク、おむつ替えの時間は、黄色といった風に一目で時間と何をするのかがわかるように紙に書いて冷蔵庫に貼った。

そして、15分単位で進んでいくことに、最初は慣れなかったし、終わりの時間になったら、授乳していてもやめる。というのは、今までにしたことがなかったから、少し複雑な気持ちもした。ルーティンは毎日必ずは守る。もし、3日しなかったら、またふりだしに戻ることを意味していた。

ケンちゃんが産まれて、3日目くらい、全然寝なくて、夜中旦那と二人で交代しながら、なんとか朝を迎えた。もしこれが毎日続くようだったら、こっちが倒れてしまう。だから、夜は粉ミルクと混合でいいんじゃないという結論になった。

ここ、オーストラリアでも母乳育児を推奨している。たぶん初めて子供を産むお母さんは、何らかの病気もしくは、薬を服用していない場合80~90%は母乳育児だと思う。私も、たっつーの時は完全母乳育児だった。しかし、スネ夫の時は、出産直後に出血多量で意識を失って、特別な薬を飲んでいたため、母乳をあげることができなかった。なので、5日間、粉ミルクにした。粉ミルク、めっちゃ楽。そして、めっちゃ寝る。

私は、その粉ミルクの特典を知っていたから、夜だけは粉ミルクにした。

ルーティンをしっかり守り、お風呂をあがって着替えを済ませて、粉ミルクを暗い部屋であげると、飲みながらケンちゃんは、うとうとしていた。そして、全部飲み終わったころには、もう寝ていた。背中のスイッチ常にオフのケンちゃんをベッドに寝かすと、そこから、3~4時間は寝てくれた。それから、夜の授乳を2~3回して朝になる。

このルーティンを続けている限り、ケンちゃんの寝かしつは必要なかった。

最初は、時間に合わせるのが大変だけど、習慣になってしまえば気にならなかった。

そして、何よりもジーナ式の育児をして、私が感じたことは、親である私が赤ちゃんをコントロールしているということだった。

今までの育児は私が赤ちゃんに振り回されてきた。

何時に起きるのか?何時に授乳するのか?お昼寝したけど、何時におきるのか?

すべては、赤ちゃん次第。

それが、このジーナ式育児によってお昼寝は1時~1時15分の間で、2時半~2時45分までと決まっている。

もし、赤ちゃんが泣いたとしても部屋は暗いままで、様子を見に行く。泣いても抱っこせず、赤ちゃんは2時半まではベッドにいる。すると、少し泣いてもまた自分で眠りにつくことができる。

だから、その間に家事を済ませておけば何も問題はない。

赤ちゃんが起きるころには、すべて家事がおわっている。

そんな状態で寝起きの赤ちゃんを相手するのと、キッチンで洗い物どっさり状態で寝起きの赤ちゃんを相手するのとでは、月と太陽くらいママの気持ちが違う。

しかし、6か月くらいからアトピーがひどくなり、病院へつれていくことに。検査の結果、玉子と乳製品アレルギーと判明。それから、粉ミルクはやめて、母乳に戻りました。母乳の時は私も、玉子と乳製品は食べませんでした。

私がカルボナーラを食べた後に、母乳をあげるとケンちゃんの顔が赤くなって、以前からある湿疹が目立つようになったからです。

半年のケンちゃんの寝かしつけは、そこまで大変ではなかったので、私は6か月でジーナ式を卒業しました。

赤ちゃんの寝かせつけに困っているお母さんにこんな育児方法もあるよ!!ということを知ってほしいと思い書きました。もし、これを読んでいる方の周りに寝かしつけで困っているお母さんがいたら、ぜひ教えてあげてください。

長くなりましたが、最後まで読んで下さってありがとうございました。

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私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。