脳が繋げるネットワーク
皆さんこんにちわ、コロナで世界の経済がほぼ止まってる中いかがお過ごしでしょうか?
今日は、人間の脳が持つネットワークの話をしようと思います。
今回の記事の参考にさしてもらっている本はこれです。この本はとにかく自信を持てない人にお勧めします。落ち込みやすかったり、自分の事が嫌いだったり、なぜその気持ちが生まれ、どう対処するのか、僕が普段から感じていた事を書いていて納得しまくりの一冊でした。
さて人間の脳が持つネットワークですが、
2年ぐらい前、僕がカナダにある日系の会社で働いてた時です。僕より8歳上の日本人の方が僕より1つ下のポジションで入ってきました。その会社は日本によくある年功序列スタイルではなく実力主義の会社でした。使える人材はどんどん上のポジションになるし、逆に使えなければクビもあり得る会社でした。
その人は典型的な日本人という感じで、年下の僕が上司であるという事やその年下からの業務における指示を聞くなどが嫌だったみたいで仕事に影響が出るほどでした。
最終的にはその人は色々あってクビになったんですが、僕はその人の事を思い出すだけで実際にそこにいなくても、その人に会わなくても僕の脳があたかもその人といるような感覚を受けました。
家で TVを見ている時だったり寝る前だったり、タイミングはランダムでしたが不意にその人が頭によぎるとその当時の嫌な気持ちになりました。
つまり、その人と距離がどんなに離れていても、もう関わる事もないにしろ、一回その人とのネットワークが出来てしまうとそれを思い出すだけでそこに繋がってしまいます。そしてその時に受けた嫌だった時の気持ちやその時の立ち位置(常に見下されたり、文句を言われたり等)が変わらず持続され心に影響を受けます。
「ダメな奴」と決めつけるような人のネットワークと繋がり続けたら、あなたが新しい事をチャレンジする気力は奪われ、何か失敗でもしようものなら「やっぱり私はダメな人なんだ」とあなた自身が錯覚してしまいます。
これは親からの言葉でも同じです。小さい頃に「お前は何をやっても中途半端」や「出来ない奴」と言われていたらそれが潜在意識の奥深くに沈殿します。何かをやろうとする時、失敗しても傷つかない為に、あなたの本能があなたを守る為に、全てに対するやる気を奪ってしまいます。
対処法としては、
自分の事を認めてくれたり、自己肯定感を上げてくれるような人とネットワークを繋げる事を意識する。もし周りにそういう人がいなければ、自分がその悪いネットワークに繋がってしまった時に「悪いネットワークに引きずり込まれてる」と気付く事です。それだけで充分です。
注意点としては悪いネットワークと繋がらないように意識しすぎて、逆にそこから抜け出せなくなる事です。常に新しい理想の自分を頭の中で妄想して、そもそもそんなネットワークなんて始めからなかった事にしましょう。
この記事があなたの人生のお役に立つ事を祈ってます。
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