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Never give in!_ニュース

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マガジン「Never give in!」のうち、ニュースに関するものを集約
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2017年5月の記事一覧

女性活躍と皇室

秋篠宮眞子内親王の婚約が報道される。
結婚後は皇籍を外れ、臣籍降嫁となる。
図らずも、婚姻においては男が主で女が従という考え方を代表・象徴してしまっているが、メディアはお祝いの側面だけを伝えており、国全体がそれをなんとなく見ている。

天皇の公務負担軽減が検討される中、海外メディアは、皇室の規模縮小に焦点を当ててこのニュースを伝えている。

エリザベス女王の夫であるエジンバラ公は今年で公務を引退す

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労基署はもう要らない

ヤマトに続いてエイベックスが未払い残業代の指摘を受ける。
東本願寺の未払いまでニュースで取り上げられている。
政治の後押しがあるので、今、労基署は楽しい時代を過ごしている。

ただ、誰もが薄々気づいているはずだ。
気まぐれにしか笛を吹かないコスト高なレフェリーなんて要らない。
仮に労務面の監視機能が世の中に役立つのであれば、民間にやらせた方が効果も効率も数十倍高いはずだ。

フィンランドのベーシッ

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「最年少○○」というピントずれ

フランスの新大統領が「39歳の」という枕詞付きで紹介されている。
同じ日、みずほ銀行には「34歳の最年少」支店長が出たという。

若いリーダーは無条件に良いという論調もどこかにある。
だが、年齢で人物を形容することも、若さをポジティブに捉えることも、どちらも本質を見えにくくするので注意が必要だ。

マクロンは77年生まれ、03年まで学生、04年に財務省、08年に銀行、10年には銀行の副社長、12年

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株価の回復

ここ数週間で株価が回復している。
フランスの大統領選挙でマクロン優位が固まったあたりからだ。

急落して少しずつ回復するという動き方が今後も繰り返されるのだろう。
その契機になりそうな出来事が今年はたくさん控えている。
短期売買で勝負している人には楽しい年だ。

市場の移転問題

鮨屋の友人と移転問題について話す。
関係者の間でも想いは様々で、築地か豊洲のどちらが良いかは分からない。
ただ、もし築地継続案ならば、役所仕事への刺激という点で面白い。

通常の役所仕事であれば、一度計画化された事業は盲目的に進みやすい。
しかし、事業の途中でズルやリスクが見つかった場合、立ち止まって検証し、場合によっては中止することがあり得るということが役人に意識されると、彼らの仕事は確実に変わ

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