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御朱印の個性的筆文字が好きだ

先日、ツイッターで、出身高校の近くの神社の御朱印が夏バージョンになったという投稿を見た。筆文字の背景が青や赤で彩られていて、鮮やかだったのだが、○○神社の文字がちょっぴり個性的だった。書初め大会で賞は取れなそう。お習字が不得手な私が親しみを持った字だった。

今まで友達の御朱印帳や近くの神社の御朱印の見本で見てきたものはどれも達筆でかっこよかったから、ちょっとびっくりした。びっくりしたのだけど、書道が不得手な人が書く場合もあるのかと興味が湧いた。検索ワードが失礼で申し訳ないのだけど、スマホで「御朱印 下手」と検索したら、全国の個性的御朱印の画像が並んで出てきた。想像以上に個性的な御朱印があって面白い。親しみと元気が泉のように湧く。

これは人によってはがっかりするようで、友達に話したら、「そんな御朱印は嫌だ」と言っていた。私のように感心する人ばかりではない。ちなみにその友達はいつだって字がきれい。

達筆でない御朱印に対して嫌悪感を持つ人は他にもいるようで、御朱印の字が下手だった時には返金してほしいという意見もネットにあった。予想以上に下手だった時どうしたらいいのか、ヤフー知恵袋に相談がいくつかあって、きれいな筆文字にお金を納めているわけじゃないとか、御朱印はお参りに来た印だとか、「そもそも御朱印とは」を知れた。別に上手くなくてもよさそうだ。

でも、御朱印帳の筆文字はキレイというのが相場だろうから、字が下手ながら書いている人の中には、肩身が狭い思いをしながら、上手くないとの評判と戦いながら続けている人もいるのだろう。

お手本のようにうまく書けないなりに、誠実に御朱印帳に書き続ける皆さんを、私は尊敬し応援している。これからも時々検索して眺めて、同士の頑張りに力をもらおうと思う。

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