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骨折り損のくたびれ儲け

まあまあ、
題名でわかると思うけど
骨折の話。

題名の諺の意は
「沢山苦労しても得られたものは疲労だけ」

今回ね、
私人生初骨折したんですよ。
2024年6月19日
バイト中に転びました。

お気づきだとは思いますが、
今現在これを書いてる時点ではまだ骨折してから1ヶ月経ってません。
つまり全く治ってません。

普通こういうのってある程度治ってから書くよね?
とかそういうことは思わないでください。

1ヶ月経ってなくたって
そりゃいっぱい苦労はありますよ。

今回私が骨折した部位ってのがちょっと厄介で。
右足の第五中足骨という骨。
パッと聞いただけじゃどこか分からない人もいるでしょう。
私も分かりませんでした。
ざーっくり言うと、
小指側の足の甲の骨。
お医者さんによると、
結構深くやっちゃったらしい。

これが足首とかだったらまだ歩きやすいんだって。
なんせ足の甲の骨だから、
足を床につくことが不可能。
松葉杖がないと歩行困難。
おかげで左足と駆使している上半身はムキムキになっていく。


まずなんでそうなったのか
経緯を説明すると多分途中から羞恥心でいたたまれなくなるのでざっくり簡潔に。

私のバイトしている飲食店は
制服がドレスというなんともかわいいオシャレなお店なんだけど、
ちょーっとスカート丈が長いのね。

もうこれで察した人もいるかも。

そう。
自分で自分のスカートの裾を踏んで転びました。

いやああああ
恥ずかしい!!
ただのドジ!!

舞台本番1ヶ月切ってなにやってんの!!

自分をぶん殴りたいですね。

松葉杖がないと歩行困難になってしまった、
ということは
松葉杖を使っている時は両手が使えません。
ということは
バイトができません。
飲食店のホールですからね。

さーて困ったぞ。

働けないからお金を稼げない。

物を持てないから買い物ができない。

普通に生活ができない。



なんとか
幸いなことに家が近いお友達がいたから色々なことを手伝ってもらったが。

感謝が尽きないです。

そのお友達たちもね、

本当は嫌であっただろうことを

何も言わずにやってくれて、

ほんとに大迷惑をかけちゃったなあ。

つくづく申し訳なくなる。


もちろん困ったのは
日常生活だけではない。

演劇の稽古でもそう。

シンプルに身体のハンデが大きい。

昼休憩になるとお使い頼んだり、
荷物運び手伝ってくれたり、
椅子とかも準備してくれてね。

私なんかのためにありがとう...

とにかくみんなのサポートが嬉しかった。

稽古途中で階段から落ちた時

さすがに
死ぬっ!
って頭真っ白になったけど、

あとから稽古動画見返した時にね、
階段から落ちた瞬間のが残ってて。

あの時みんな駆け寄ってくれて、
(自分は痛さとパニックで何も見えてなかったんだけど)
みんなの優しさを改めて感じて。

家でちょっと泣いちゃったよね。
お恥ずかしながら。

そしてね
実は一瞬降板も頭によぎった。

でも何とか出させて頂いて。

もちろん骨折なんてしないに越したことはないんだけどね、
でも骨折したことによって
得られるものって結構あったりするもんだよ。


だから今のところ
ただの骨折り損のくたびれ儲け
ではない。

というか
全然骨折り損のくたびれ儲けではない。

全治までまだまだ時間かかるけど、
これからこの諺通りになるかならないかは自分次第なのでね。

治療と、
あとはみんなへの感謝を忘れずに
頑張っていきたい。

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