見出し画像

アメリカで、産後3か月で仕事に復帰してよかったことよくなかったこと

米国駐在帯同しつつご縁あって現地就労させていただいたCherryです。
タイトル通り、産後3か月で子どもを保育園に入れて仕事に復帰し、生活にも少しずつ慣れてきたのでざっくり振り返ってみました。

※現地就労や産育休取得の経緯などはこちら


そもそも何故3か月だったか

  • 駐在帯同最初の2年はフルタイムで働いていなかったため、これ以上会社勤めなどをしていない期間を増やしたくなかった

  • 保育園の洗礼に備えて休みを残しておきたかった(いくつか選択肢はあったのですが、私は分割取得可能な育休を選択しました)

これらに加えて保育料など金銭的な面を考慮してこれくらいが妥当かなと家族との話し合いの末決めました。
今思えば、母乳が軌道に乗るのに100日程度かかるので、それを考慮するともう少しお休みを取っても良かったかなと思います。

よかったこと

キャリア不安に苛まれずメンタルが健康でいられる

そもそも就労するまでは駐在妻あるあるキャリアもやもやに苛まれまくっていたので、外で仕事をできている状況はやはり本当にありがたいです。
仕事自体自分の専門性を活かせて楽しいですし、帰国後のキャリア不安がないわけではないですが、今できることはやっていると思えるので、不安になりすぎないでいられています。

子どもにいろんな経験をさせられる

保育園に預ける前はこんな月齢の低い子だとさすがに転がってるだけになるのかな、と不安でしたが、蓋を開けてみるとそんなことはなく、月齢の高い子たちと一緒にSTEMやアートなどさまざまなテーマのアクティビティを楽しませてもらっているようです。
私が家で一対一でみていたときよりいろんなことを経験させてもらえているようで、遊びの面においてあまり「発育のためにこれやらなきゃ、あれやらなきゃ」と考えすぎずにいられる安心感は嬉しい誤算でした。

取得可能な休みを十分に残していることで余裕が持てる

もちろん職場や所属チームの深いご理解あってのことですが、子どもの体調不良でやむなく休むなどの際、残りの休みの数を過度に心配せずにいられています。自分のために休みを取る余裕があるのも助かります。日本でも分割取得可能な育休が広まってほしいです。

よくなかったこと

平日子どもと一緒に遊ぶ余裕はほぼない

朝は起きてすぐ身支度して送り出し、夕方は帰宅後すぐ沐浴~寝かしつけになるので、平日は、子どもと接する時間には授乳や身支度など必要最低限のことしかできていないです。
ただ、その分寝かしつけの時間や土日などに子どもの話(まだ赤ちゃんですが)に耳を傾けたり一緒に遊んだり丁寧に向き合おうと思えるので、私には合っている生活スタイルかなと思っています。

保育料は高い

アメリカ全体で高いらしいですが、今のNYCは尋常ではないです……。
本当に金銭面だけで見ると何のために働いているのかわからないレベルです。

母乳量は減った

一時的に夜間授乳がなかった日が続いたのもあるかもしれませんが、毎日昼休みに搾乳しているものの、半分くらいに減ってしまいました。乳腺炎まではいかないもののしこりにもしょっちゅう悩まされています。
元々完母には足りなかったとはいえ、やっと母乳が軌道に乗ったタイミングなので、ここは本当に残念なところでした。

【追記】離乳食(補完食)が進めづらい&母乳育児との両立がしづらそう

平日は時間が限られているのでアレルギー検証などはどうしても長期間で少しずつ進めていくしかなさそうです。
また、序盤は初めての食材を家で順番に試していくことになるので、離乳食を食べさせる分、限られた直接母乳の機会がさらに減ってしまいそうです。

それでも

メリットデメリットは表裏一体という感じで、少なくとも私にとっては良い選択肢だったと思っています。子どもから見ても良い選択肢だったと思ってもらえるように、子どもと過ごせる限られた時間を大事にしていきたいところです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?