31：僕のスーパー銭湯仕事術

スーパー銭湯が仕事に良いのだ！

今日はお気楽な内容で書いています。
いつもの心理学とかセラピーなどは置いておきます。
心理的な検証もしません。僕が感じていることだけです。
「こんな感じ方をしている人がいるんだなぁ」と思っていただけたら嬉しいです。

さて、皆さん。スーパー銭湯お好きですか？
僕は大好きなんです。コロナ以前の出張が多い時は宿泊するホテルはほとんど大浴場付きを選んで宿泊していました。また大浴場がない時は近くのスーパー銭湯や温泉を探してそこでお湯に浸かってからホテルに戻る、ということをよくしていました。
最近は出張も減っているのでホテルの大浴場やスーパー銭湯に行く機会も減ってしまっていますが、それでもどうにか時間を作っては行くようにしています。で、なんでそんなに好きか？というと単純に気持ちよさ、ということはあるのですが、それ以外にも「仕事が進む」という理由があります。
今日はその「仕事が進む」のはどうやっているのか？ということを書いてみます。

スーパー銭湯で何をするの？

僕はよく行くスーパー銭湯は都内では2つあります。

一つは「おふろの王様　大井町店」
https://www.ousama2603.com/shop/ooimachi/

もう一つは「東京染井温泉　Sakura」
http://www.sakura-2005.com/

どちらも気持ち良い場所でおすすめです。
ではどうしているか？なんですが・・・
まずとても大事なのが「悩みながら入る」ということです。
僕は先ほど書いたように大浴場大好きなんですが、実は「気持ちよかったー」となるときとそうでもないときがあります。ちなみにサウナは全く入れません。サウナの中の息苦しい感じが苦手で、何度か「ととのい」たくてチャレンジしたのですが、うまくいくことがなく諦めました。で、気持ちよかったとなるのはどういう時かと考えてみてわかったのは「悩んで入っている」かどうかだったのです。
「悩んでいる」のは例えば、新しい事業を考えているけれどうまくまとまらない時とか、新しい研修コンテンツを作っているけれどいまいちしっくりきていない時とか、人間関係で（あまりありませんが）どうしようかと思っているときなどです。
まず「悩んでいる」状態でスーパー銭湯に行きます。
頭を洗うとか身体を洗っている時もなんとなく「あれどうしようかなぁ」などと考えています。
湯船に入ります。
「あれどうしようかなぁ」という内容が色々なトピックに飛びながらぼーっと温まります。ここではスッキリしていくというより、もっと混乱していくような感覚です。落ち着かない、色々なことが思い浮かんではまとまらないまま消えていく感じです。
温まりすぎる前に湯船からでます。
その後、あれなんていう場所なんでしょうか？名前がわからないのですが、大理石のような素材で座れるようになっていて、ずっと背中から座る部分にかけてお湯が流れ続けているところに行きます。そこに座り長い時間（多分銭湯にかける時間で最も長い時間）ぼーっとします。そうしていると段々と頭の中がスッキリしてきて、先ほど湯船の中で混乱しながら思っていたことが図解のように形をなしてきます。そこである程度自分の中で考えがまとまってきたなぁと思ったらまた湯船に入ります。
湯船に入ると、先ほどまとまったと思ったものに反論が浮かびます。
こっちの考え、あっちの考えとまた思考が飛んでいきます。ここでごちゃごちゃと考えまとまり切らない、気持ち悪い、スッキリしない状態にまた戻ります。このごちゃごちゃ感が我慢できなくなったらまた先ほどの名前の分からないお湯が流れている椅子に座ります。
こういったことを数回繰り返していくとあるところで「これでいいか」といった状態になるのです。
その状態になったら大変です。僕はそこでできるだけ早く銭湯から上がります。着替えもすぐに済ませて、できるだけ早くスーパー銭湯の外に出て、できるだけ近くのカフェやレストランに入ります。
先ほど挙げました「おふろの王様　大井町店」はすぐ近くにデニーズがあるので、そこに駆け込みます。
デニーズで落ち着いたら先ほど「これでいいか」とまとまった内容をどんどんノートに書いたりワードでまとめたり、すぐに必要な行動につながるメールを送ってしまいます。コンテンツを作っている時ならアジェンダと後でパワーポイントを作る際に絵コンテを書き出します。
僕はこんな感じでスーパー銭湯で仕事をしているんです。

最近の出来事だと

最近、あるサービスを始めようとしており、それをどうするかを考えていました。実はこのサービスは2年くらい前から考えていて、でも形にするのが難しくて、どうしようとまとまりきらず時間が過ぎていっていました。
その日は最初からスーパー銭湯に行こうと思っていたわけではありませんでした。ただちょっと時間がぽっかり空いたので目的もないまま行ったのです。最初はあまり何も考えず湯船に入っていたのですが、そこでどんどんこの問題が頭に浮かんできます。「うーん、どうしようかな・・・。こうやってもうまくいかなそうだな・・・でもなぁ」と結論が出ないまま考えます。で、先ほどのルーティンを繰り返していくうちに「あれ、これもし一人でやるのではなくて誰かとやる、だったらどうなるんだろう！」と思いつきました。読んでいる方はバカだな、そんな当たり前のことも思いつかないのか、と思うかもしれませんが、僕はずっと自分で立ち上げて、自分で管理する個人レベルの事業を考えていたのです。それが急に道が開けていくような気持ちとアイデアが浮かんできました。そこでしばらくその考えをまとまりきるまでお湯に流れる椅子で考え、まとまったらデニーズで一緒にやって欲しい人へのメールを書き始め。。。
いかがでしょうか。
今回はここまでとします。
まあ、全く参考にはならないでしょうが、こんなやり方をしている人もいるんだなぁと思っていただけるだけで嬉しいです。

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