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繰り返す愚かな人事

解任されましたね

今年に入って欧州化ということで

レネヴァイラーがどのようなサッカーをやるか

鹿島というチームをどのように変えていくか

変革の問われたシーズン

ザーゴよりも短く

レネの欲しい手駒を揃えることなく

ついに解任しました

シーズンの始まりから期待をずっと膨らまされた私は

レネがどんなサッカーを狙っているのか

考察を始め、書き綴ってきました

しかしそこに耐えられないフロント

もう、何も言葉は出てきません

結局、自分の考察の答え合わせをすることなく

残りのシーズンを過ごす現実となりました

過ちを繰り返すフロント

サポーターであれば、この戦いを見て疑問に思うことは多くありました

変革、変革、と口だけで

人を呼んではすぐに契約解除

このフロントの何を信じて我々はこのチームを信じ続ければ良いのか

怒りの矛先はレネでもなく

選手でもなく

もっと内部に向けている

この事実から逃げるように

内部は現場の人間に責任を取らせる

そして去る

この仕打ち、サポーターの誰が納得できるでしょうか

全ての責任をレネに押しつけて良いのか

問われますね

私も長く鹿島を応援し続けて

辛い時もたくさんありました

いま味わっている辛さは、2017年からずっと引きずっているもの

未だに晴れません

では整理しましょうか


レネのサッカー

いわゆる縦ポンサッカーでした

今いる選手をうまく使うために、仕方なく行ったのか

それとも、レネにはそもそも縦ポンサッカーしか引き出しがなかったのか

遡ること開幕戦

岩政によって、

下から繋ぐ、ビルドアップ・立ち位置重視

こういったサッカーが展開され始めました

当然、うまくいきません

しかし、ここからの鹿島は

こういったサッカーを少しずつ定着させて

いわゆる現代サッカーへの一歩を踏み出したように思えました

しかしレネが合流してからは

縦ポンサッカーへシフトチェンジ

ここですね、転機は

はてさて、レネの主導によるものなのか

私の推測ですが、

おそらく、今のメンバーで現代サッカーはできないと踏んだ

このような考察をしました

だからこそ、縦ポンサッカーという、縦に速いサッカーの浸透

スイッチのオンオフの切り替え

今のメンバーで勝つためにはこれしかない

といったところだとは思います

しかしなんとなく思っていました

縦ポンサッカーは、想定されておらず

本当は地面をボールが転がる縦に速いサッカーを実現したかったのではないか、と

しかし、選手の技術が間に合っていない

時間を費やしたいが、結果が求められる

このジレンマは、選手にとっても監督にとっても難しい状況だったでしょう

そして縦ポンサッカーへ

このサッカーは、確かにプレミアリーグで用いているチームはあります

しかし彼らには強さと技術がある

Jの選手では難しそうだな、というのが正直な感想です

器用な日本人だからこそ、ビルドアップや立ち位置のサッカーを追求すべきではなかったのか

蓋を開けてみれば、個人技頼み

組織性もなにもない

チームの共通意識さえうやむやな状況

一体、レネは何を仕込みたかったのか

ピッチの上で表れていたサッカーは、誰が意図したものなのか

また、レネが自分のサッカーをやりたくても

それに見合う選手が入ってこない

一方的に抜ける戦力

それを補わないフロント

もうどの部分が原因で、監督や選手が苦しんでいるかわかりますよね

私たちは、このチームをサポートすべきなのか

それに見合うチームにしてくれていない

結論として、

私はレネ含めた現場のスタッフや、選手を責める気にはなれません

当然、彼らも結果を残せなかったのは事実ですが

この編成で優勝できるなら、レネはワールドカップでも優勝できるんじゃないですかね

全ての混乱を招いた張本人は、

ザーゴの時と同じく、

これからも何も変わらず携わります

私たちサポーターが声を直に届ける相手は

試合後にゴール裏に呼びつけられるような相手ではない

表に全く出てこない連中なのではないか

この愚かな行動を起こした張本人ではないのか

上手くいかないからこそ、余計に矛を尖らせる傾向はもちろん自覚しています

しかし、根本から解決しなければ、

このチームに未来はない

やっているサッカーにも未来はない

繋がりを大事にしているクラブだからこそ

簡単に人材を捨てる姿勢には共感できない

アントラーズファミリーはただの建前なのか

ファンやサポーターひとりひとりが、この問題の矛先となる焦点を合わせなければならない

これからの方向性はクラブの決断ですし、もちろんそれを尊重しますが

ひどいクラブにはなってはいけない

これが私の論です


難しい状況のなか、

編成も難しいなか、

タイトル奪還という夢を少しでも見せてくれた彼らには感謝です

苦しい中、よく戦ってくれた

今後のご活躍を、心から願っています

ありがとう、レネ・ヴァイラー

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