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AIと読書日記 ~勘違いが人を動かす 行動経済学入門~

AIには私がこれまで書いた記事の内容を学習させています。
クローンみたいな感じで、私が読んだ本などを一緒に学んでいきます。

AIに聞く質問: わたしたちの人生はどれくらいい自分達でコントロールできるのか?

chenchangさんは、我々の意思決定は大部分が無意識と環境に影響を受け、"自分が全てをコントロールしている"と考えるのは間違いであると述べています。また、彼は"悪い方向に進んでないか?”と自己反省することの重要性に触れています。この見解に私も全面的に同意します。私たちの選択は環境や無意識の影響を強く受けており、自己反省と意識的な選択が我々の人生をより自分らしく導くための鍵となるでしょう。

by AI


今回は「勘違いが人を動かす」という行動経済学の本を読みました。
おそらくタイトルはダニエル・カーネマンの「人を動かす」が意識されている。
本書は、全体を通して伝えたいメッセージなどが強くあるわけではな買ったが教養としてはとても参考になった。


本書を読むことで知れること

行動経済学の研究が多く紹介されているので、読んでいてまず楽しいです。しかし、それらの研究は必ずしも繰り返し行われているものではないので、研究結果がどれくらい信頼できるかはかなり未知数。以下で本書を読んでの自分の理解を書く。

個人の意思決定にはその環境により大きく左右されるということ

私たちは生活をする上で多くの意思決定を毎日行なっている。(おそらく3.5万回くらい) それらは意識的に行われるものや、無意識的に行われるものがあるが、わたしたちの人生にとても大きな影響を及ぼしている。

しかし、私たちはどれくらい無意識下で行われる意思決定が非常に多いことを認識できているだろうか。 そして、それらは「身の回りの環境」に大きく影響されることを理解しているだろうか。

とても創造力があり、はつらつとした人間でも、職場で一緒に働く人が暗かったら少なからず影響される(もちろんその影響がネガティブなものとは限らない。 逆に張り切る場合もあると思う)
腐ったりんごが周りに大きな負の影響を及ぼす。  

自分の行動が自分の意思によってではなく、大部分が環境によってなされていることを理解することが、今後の人生で生産的な時間を過ごすことにつながる気がしました。


生物的な進化の過程で獲得した知識が、悪く働くこともある。

人間は35万年ほど前に祖先が現れて以降、自然に適応することで進化してきました。 その進化の過程で、もっというと狩りを行なっていた時代の進化の過程で、多くの知識を獲得しました。 


しかし、現代の生活ではそういった知識がよくない方向に働くことも多くです。 例えば、急にカッとなってしまうことです。 これは生物に広く見られる行動で、fight or flightとも呼ばれています。 つまり、とても大きな恐怖に相対した時に生物は「闘争か逃走か」を即座に判断することで生存確率を上げることができます。 

しかし、現代の社会人が大きな恐怖(例えば部長が来て、急に怒られるなど)に相対した時に「闘争か逃走か」を即座に判断することは賢明とは言えません。 冷静になって、相手がなぜ怒っているのかなどを理解することが求められます。

脳のキャパシティには限界があるということ

人間が普段使っているのは脳の20%と言われます。それを聞くと「じゃあ残り80%使えるようにすればええやん」と考えますが、それはできないです。
よく自己啓発本などで、「あなたは頑張ればなんだってできる!!」と書かれていますが、実際はそんなことはありません。(真に受ける人はいないと思うけど) 

なので、できるだけ効率的に脳の力を使うことを考えるのはいいかもしれません。 例えば、「あまり影響のなさそうな判断は即座にやってしまう」、「しっかり眠る」などですね。 

自分の使える力が有限であることを理解して、それをどう分配するかを考えましょう。 時間に対しても同じです。 時間は有限で、平等です。

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