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大学で学ぶことができるかは、まず、大学教員の「お金をとってくる能力」で決まる。

今年度は科研費に採択されなかったし、民間の研究助成金にも採択されていない。お金を持っていない初めてのとしだ。

そんなわけで、最近は研究費の申請書ばっかり書いているわけだが、一息ついたときに「お前は研究者でも教育者でもないな」と無意識が刺してくる。

研究費をとってこれないから研究が止まる。これ自体は自業自得なのだが、大学において研究が止まるということは教育が止まるということだ。大学教育で最も重要なのは「環境を整えること」だと思っている。その環境設備に必要な資金が大学教員に委ねられているという属人的な状況は良くないと思うけど。

大学教員が研究費を持ってくるのは+αではなく必須である。大学生1人に与えられる、年間の研究費を知っているだろうか。18,000円である。

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