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【調理実習】理科の先生が焼きそばを作ってみた

…焼きそばに見えない?

れっきとしたやきそばです。…のはずです。

証拠動画がこれ↓

ほぼ無音です(音楽を入れるという技術を持ち合わせていません)。

今持ちうる技術を使って、iMovieで作ってみました。


…ごらんになりました?


みていただいた方、

5分間、耐えていただきありがとうございました。


さてこれは料理であり、理科実験でもあります。

ネットや夏休みの自由研究集などでよく紹介されている

「青いやきそば」

です。途中の調理のシーン、明るさが足らずに、見にくくてすみません。

ジャンルとしては「理論化学、中和、酸性アルカリ性、指示薬」です。


紫キャベツ(レッドキャベツ)に含まれている

「アントシアニン」という色素により

液性(酸性・中性・アルカリ性)によって色が変わる

という現象を利用したものです。


やきそば麺に含まれていた「かんすい」にはNa2CO3炭酸ナトリウムやK2CO3炭酸カリウムが含まれていて、これらの水溶液はアルカリ性なんです。

なので、アントシアニンと麺が混ざったときには「青緑色」になりましたね。

(見にくかったけど…)

そのあと「中濃ソース」をいれましたが、これにはCH3COOH酢酸が含まれていました。酸性ですね。

なのでこれによって、アルカリ性が中和されて、麺の元の色に戻ったわけです。

もっと酸性にしていたら、ピンクっぽい色になったと思います。

が、味の関係で…。


見た目には問題ありですが、これはこれで、

見た目に面白く、調理も簡単で、家庭でもできる実験(料理)として

面白い題材だと思います。


興味がある人はぜひ試してみてくださいね。


追伸

最後の味付けは、味見をしながらしっかりやってください。

中濃ソースだけではなかなか(・Д・)…です。

あ、私はちゃんと昼食としていただきました。

食べものを粗末にしてはいかんです。


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