毎日の記録 2020/12/21:ニンテンドースイッチ を 手に入れた !

■2020/12/21

先日の忘年会でニンテンドースイッチを手に入れられなかったのだが、まさかのルートで手に入ることになった。
母だ。

わたしの母は遠い故郷に住んでいるのだが、コロナ禍で帰省できない娘を心配してか、定期的にお菓子や食料、自分が買ってサイズが合わなくなった服などの支援物資を送ってくれる。
(最後についてはわたしも入らないサイズだったので完全に送料の無駄だった。)

そんな母が、またしても支援物資を送ってくれるらしく、こんなLINEが来た。

「荷物送るんだけど、袋にまだ入る。電化製品なんかいる?」

ツッコミどころはたくさんある。袋を変えればいいのではないだろうか。なぜ電化製品なのか。

ツッコミたい気持ちを抑えつつ、忘年会でニンテンドースイッチが手に入らなかったことを未だに根に持っているわたしは冗談でこう返信した。

「なんで電化製品?ニンテンドースイッチ欲しいけど。笑」

既読になったが返事が来ない。
冗談のつもりだったが真に受けて悩んでいるのか。28歳になる娘が親にゲームを本気でねだるものか。
そこでこう返信した。
「加湿器とか!安いやつで。」

母から電話がかかってきた。背後から地元の電気屋のアナウンスが聞こえる。電気屋にいたから電化製品だったのか…。

「スイッチってさ!私わかんないんだけどこのリテってやつを一緒に買ったらゲームボーイみたいにして遊べるの?!スイッチはファミコンなの?テレビに繋ぐの?」

全然状況はわからないがこの人、買う気だ…。

「え??!!いいよ!高いし!冗談だったの!!加湿器でいい!!安いやつ!!」
「あとリテはライトね!ライトはいらないよ!!スイッチだけでゲームボーイみたいにも遊べるし、テレビにつないでファミコンみたいにもできるよ!」

「んーなんかわからんけどリテ?ライト?はいらんってことね!わかった!色は?グレーとカラフルなのと2個あるけど!」

この人、買う気だーーーーー!!!
娘(28)に、ゲームを買い与える気だーーーーー!!!


母に最後にゲームを買ってもらったのはいつのことだっただろうか。
高校生の時に使っていたDSは知り合いに譲ってもらったものだったし、中学生のころ買ってもらったPSPが最後か。
最初にゲームを買ってもらったのはいつだったか。6歳の時のゲームボーイカラーか。

などと感傷にひたりながら、母に念押し。

「ほんとに買ってくれると?高いよ?自分でも買えるし。」

「いいのよ!帰省できないし、クリスマスプレゼントってことで!」

サンタさーーーーーん!!!!


しかし、ニンテンドースイッチとニンテンドースイッチライトの違いをゲームボーイとファミコンで表現するとはなかなかやるな。わかりやすい。と変なところに感心しつつ、28歳にもなってゲームを親に買ってもらうことに気恥ずかしさとを覚えつつ、ニンテンドースイッチの到着を心待ちにするのであった。

母よ、本当にありがとう。

いつまでも元気でいてね。

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