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【導入事例#2】株式会社メロス様


はじめに

関西地域を拠点に、危険物のタンクローリー輸送事業を営む株式会社メロス様。60余年に渡り培った専門的なスキルで高度な安全品質の輸送サービスを提供されています。同社には、2021年3月よりケミくるクラウドサービスを利用頂いておりますが、サービス導入により、どのように業務生産性の向上が実現できたか、その成果と今後の展望までを、同社で業務生産性向上に向けてDXを推進される芦野様に、お話を伺いました。

課題・背景

― ケミくるクラウドを導入した目的はどのようなものでしたか?

弊社は、昭和29年の創業以来、「安心」「安全」をモットーとして社員一丸となって業務に取組み、関西地域を中心拠点として事業基盤を確立してきました。現在は、運行車両70台体制で危険物第4類を主として輸送サービスを提供しております。
お客様が求める安定輸送のニーズに応え続けるために、従業員の安全教育、設備更新などを徹底して行なってきました。注力した結果として、お客様に信頼をいただき、事業は拡大をしていますが、それによって日々のコア業務となる配車手配・受発注業務への負荷は増えておりました。
業務生産性向上が急務となり、請求まで繋がる社内システムの整備を行いましたが、取組みは社内で完結する業務に限られていました。お客様や協力会社とコミュニケーションまでを効率化可能な、ケミくるクラウドに更なる効率化の効果を見出し、21年に導入しました。

メロス社の配車責任者である堀次様。日々の業務でケミくるを活用頂いている。

― 配車手配・受発注業務の流れを、教えていただけますでしょうか?

お客様から出荷場所・納品先・納期などが記載された輸送依頼を受けることが始点となり、そこから仮配車(引取日と運行車両の仮決め)を通じた手配可否判断、お客様への回答業務、社内で管理する配車表更新とシステム入力作業が必要になります。社内で業務が完結する領域は自社での改善が可能ですが、お客様の輸送依頼受領から回答までは、自社だけで完結しないために、改善が困難でした。コロナ禍でお客様側でのリモートワークが進んだ結果、従来のFax受注に加えて、メール受注の数が増えるなど、コミュニケーション方法も多様化し、対応負荷が大きくなっておりました。

取組内容・成果

― ケミくるクラウドをどのように活用されていますか?

まず、弊社が取引を行う荷主1社とのコミュニケーションをケミくるクラウドを通して実施することから始めました。従来、メールに添付されたPDFを印刷、手配可能であることを捺印の上、PDF化し返信しておりましたが、クラウド上の簡単な操作で行えるようになったことで、業務にかかる時間がおおよそ半減しました。21年の導入時1社から開始したものは、現在連携するお客様が増え、複数社になったことで効率化効果は増加しております。

スケジューラ仕様になっており、数クリックの簡単操作で、配車から受注回答作業までを行える。

今後の展望

― この取組みに関して、今後はどのようにしていきたいと考えられますか?

現在までに複数社とのコミュニケーションをクラウド完結できておりますが、この取組みは弊社だけでなく、お客様側の業務効率化にも繋がる施策になると考えているため、メールやFaxが現在使われていて、業務負担がお客様側にもかかっていると考えられる先に、ケミくるクラウド紹介を通じた連携の提案を行い、効率化効果を高めていきたいと考えております。この取組みをきっかけに、業務生産性向上を加速させ、お客様への提供するサービスをさらに強化したいと考えています。

― ケミくる社は御社にとってどのような存在でしょうか?

物流業界が抱える悩みに対し垣根を超え真摯に取り組まれていると感じます。迫る2024年問題を見据え、業務生産性向上が急務となる弊社内におきましても業務促進の起爆剤となりうる存在です。

― 芦野様、この度はありがとうございました!




弊社では、荷主様、運送会社様、タンクターミナル様の業務生産性向上に向けたサービス提供を行なっております。導入をご希望の企業様は、以下HPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

https://chemi-kuru.co.jp/



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