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考えることの効能

仕事でくたくたになった日の帰り道、JR中央線の席に腰掛けて川野さんのnoteを読む。この文章が好きで何度も読み返して、次の日にはLIGHT UP COFFEEに座っていました。はじめての吉祥寺はなぜか懐かしくて、夕暮れの香りがする街でした。3種のコーヒーセット、美味しかったです。


さて、なぜ人は考えるのでしょう。
明日は何を着ようか。ランチはパスタにしようか、それとも外食にしようか。いい人生のためにどちらの道に、誰と生きようか。
日々の選択から人生の岐路まで、わたしたちはたくさん考えてこっちだと思うほうへ進んでいきます。アップルのスティーブ・ジョブズが仕事に意識を集中するために毎日白のTシャツを着ていたというのは有名な話です。

私はつい考えすぎる癖があって、担任の先生には「きみは石橋を叩いて割るよね」とあきれ口調で言われてきました。それでも考えることは楽しいし、納得できることで自分にとって正しい判断ができると思います。ここが終着点だ、と考えが腑に落ちる感覚が好きです。

特に重要な選択をする時は、もう嫌!というほどずっと考えます。メリットもデメリットも出てこないところまで来たらあとは感性に頼って「どちらの選択がわくわくするか。ちょっと苦しいけどいい人生かもって思えるか。」で最後の判断をします。

考えないと不安なのかもしれません。



知行合一
という言葉を知ったのは高校生の時でした。知識と行為は一体であり、本当の知識は実践を伴わなければならないという意味です。
この言葉を思い出して、考えることから一歩踏み出して会いたい人に会いに行ってみたり、心の琴線が動いた場所にふらっと行ってみたり。そうしたらいろんな場所でいろんな生き方をしている人に出会い、もっと視座をあげて世界を拡張して、もっともっと貪欲に生きてみたいと思うようになりました。そんなこんなで2023年は住む場所・働く場所が変わって、おのずと背筋が伸びるようになった気がします。


パスカルが「人間は考える葦だ」と言ったように、考えること、知識を享受することは人間の特権であり、なにより考えることは楽しい。世界を広げてくれる。


世界を見て、考えて、また歩いて。
いつか世界に羽ばたける日を目指して!

あなたがよんでくださって心がポカポカしています☕