見出し画像

そもそも、フレッシュチーズって何なの?

お客様からよくいただく質問の一つに、「そもそもフレッシュチーズってどんなもののことですか?」と聞かれることがあります。

確かに、スーパーでよく見かける「モッツァレラ」とか「クリームチーズ」といった種類はわかる。でも、「フレッシュチーズ」って言われるとなんだかよくわからない。「チーズは好きだけど、実はあまりよくわからないまま食べいるかも」、という方が多いように思います。

日本では、1951年に定められた食品衛生法に基づく法令「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」にって、チーズは「ナチュラルチーズ 」と「プロセスチーズ」に分けられています。もともと日本で馴染みが深いチーズといえば、三角チーズ、キャンディチーズ、スライスチーズなどを代表する「プロセスチーズ(加工チーズ)」がほとんどです。この「プロセスチーズ」は、「ナチュラルチーズ」を原材料に加熱溶融させたもの。つまりは、全て「ナチュラルチーズ」からできています。

「ナチュラルチーズ」は、その名の通り、保存料や人工添加物を加えていないチーズであり、フレッシュチーズや、白カビや青カビをつけたり、アルコールで拭いてタンパク質を変化をさせながら熟成するものや、熟成によってアミノ酸を増加させたりするものなどさまざまあります。

なかでも熟成していない、出来たての新鮮の状態のものを「フレッシュチーズ」と呼びます。法令上ではナチュラルチーズ の一部である「フレッシュチーズ」は、熟成チーズ特有の旨味や香りはそれほど感じられませんが、ミルク本来の味が生かされ、クセも少ないのが特徴。チーズが苦手な人にも食べやすいチーズになっています。

そのため、CHEESE STANDでお客様には、販売しているチーズは全て「ナチュラルチーズ」で、なかでも看板商品であるモッツァレラやブッラータ、リコッタは"出来たて"の「フレッシュチーズ」になります、とご説明しています。

画像2

おうち時間のおともにと、おかげ様でOnline ShopFRESH CHEESE Deliveryを中心にたくさんの方に楽しんでいただいております。

チーズは、牛乳の鮮度が命。フレッシュチーズ なら、なおさらです。CHEESE STANDでは、24時間以内に都内の牧場で搾乳された牛乳を毎朝3時に届けてもらい、その日のうちに手作りしたチーズを販売・発送しています。「一番美味しい状態で食べてほしい」。CHEESE STANDのチーズは、そんな私たちの思いが詰まったチーズです。

フレッシュチーズ の難点を一つ挙げるとしたら、賞味期限が決して長くないところです。流通が少ないのもこれが大きな理由です。輸入品も、日持ちがしないため、空輸により値段が高くなっていたり、保存料が加えたりしているものもあります。そのため、フレッシュチーズを取り扱うのはとても難しいのですが、あえてそんなチーズを提供する背景には、「もっと日常でフレッシュチーズを楽しんでもらい、多様なチーズの世界を知って欲しい」と言う代表の藤川真至の熱い思いがあります。

ちなみに、現在チーズをご購入いただいた方にお配りしているジャーナル『CHEESE PAPER vol.2』には、CHEESE STANDで使っている牛乳を生産されている東京・清瀬市の「増田牧場」さんについてご紹介しています。

ぜひ、ご覧になってみてくださいね。

画像2

CHEESE STAND 広報 M(中の人)
趣味が高じて飲食業界に足を踏み入れ、2018年からCHEESE STANDの広報を務める。SNSの運用はじめ社内外のコミュニケーション全般を担当。日々、飲食店を巡り、美味しいご飯をつまみにお酒を嗜む。

edited by Ichiro Erokumae

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?