学校が苦手な私の不登校に関するお話 小学校〜高校(今)


小学校中学年で2ヶ月ほど不登校、その後は頻度は徐々に減ったものの…欠席をしなければやっていけない、そんな子でした。
元々「毎年1回は必ず体調不良で早退をした」経験があるほど体が弱く、さらに上乗せして集団行動による精神的な疲労もあったのが原因だと思います


欠席や早退が多かったですが、勉強についていけないという事はありませんでした。
長期記憶が得意な上、知らないことを教えてもらうのが好きだったからだと思います




中学生になり、受験する高校を選ぶ頃『通信制高校が良い!』と希望しましたが周りに揃って反対されたため、折れて全日制になりました。

高校受験の際に欠席日数の多さから私立高校は受験資格を満たさないのがほとんどで…選択肢がほぼなかったです。

平均ちょい程度の学力はあったので、周りはどうやらその学力を伸ばして欲しかったそうです



ひとりっ子ではなく、そこまで裕福な訳ではないので、そもそも学費の高い私立を第一志望にするという選択肢は無しでしたのであくまで併願校。
それでも困りはしました…

行きたくない、でも努力をする!そんなことが出来るほどの優等生ではないので
「レベルは下げないけど、頑張らなくても受かる偏差値の全日制高校」に結局合格しました。
第一志望の公立校です


残念ながら周辺の路線の通勤・通学ラッシュの時間帯は、乗車率140%ほど混雑する地域に住んでいました。
電車は元々苦手で、乗れない路線もあります

徒歩やバスなどで通学できて、条件に合う高校がなく…
どうあがこうがラッシュに巻き込まれる為、条件にあった中で乗車時間が1番短くて済む立地の高校を選びました

中学3年生の秋ごろから、受験の為にほぼ全員と言っていいほど多くの生徒が、マスクを着けるようになります。
この時に自分を隠せるマスクの良さに気づき、手放せなくなってしまいました




第一志望の全日制高校に入学した、4月下旬〜5月上旬ごろからでしょうか?
保健室登校、スクールカウンセリングの利用、欠席が徐々に増えていきました。入学したての1年生で、です。


そしてある日、最寄りから乗車しおそらく1分も経たないうちに
「目の焦点が合わなくなるような感覚」
「乗客全員に蔑まれているような緊張感」
「息苦しさ」
を感じました。どうやらパニック発作だったようです

家の最寄りから一駅で耐えられず、隣にいた友達に一言だけですが謝ってから、次の駅で下車しました。

頭が真っ白でしたので聞き取れませんでしたが、降りる際に友達ではない誰かが、迷惑そうに何かを言われた気がしました(実際は明らかにおかしそうな状態の学生を、心配する声をかけて頂いていたことを知りました)



その日を境に私は完全に不登校になりました。
その後その高校まで行ったのは、カウンセリングだけを受けに行った数回、転学の手続きと担任だった先生へのお話だけです。

しかもどちらも母と一緒に、電車の空いている昼ごろや放課後に1時間半ほど学校へ…という感じで登校とは言い難かったと思います

もちろん授業は受けていませんでしたので単位は落としました。
更に前期期末テストも受けてさえいなかったので、通知表が綺麗にほぼ1でした…これは焦りましたね


この頃にスクールカウンセラーさんからWISCを受けてきて欲しいと言われ、結果はASDと診断されました。
それから精神系の病院へ通院し続けています。
(発達障害についてはもう少し詳しく、別でお話ししたいなと思います)



不登校になってからは、学費を出してもらってるのにという罪悪感はありました。

でも私の心自体は大嫌い、苦手な学校から解放されて正直良い方向に傾きました。

「行かないんじゃない、行かない選択をした」と言ってくれたスクールカウンセラーさんの言葉も大きかったです

そして、「学校が辛いなら行かなくていい!」これは中学生の頃からずっと思っている事です。

不登校だからダメな事、成績くらいだと思います

ぶっちゃけ、行かない!いいや!と開き直う方が正解に近いのかなと個人的に思います。
そして苦労を体験したからこそ、伝えられる事があると思います

私の好きな言葉で
「ネガティブは欠点ではなく、他の人の弱さに寄り添える長所」
というのがあります。



1人で悩んだ、解決して終わり!じゃなくて誰かに「大丈夫だよ」と伝えたくて…思い切ってnoteを始めました。


実は、初投稿のnoteが転学先のコース紹介なんです。

不登校だった頃の自分のように、誰かに大丈夫と言ってもらって救ってほしい。
そう思っている方の力になりたくて、楽な気持ちになれる事を教えたくて紹介しました。


そこそこ新設コースで情報がまだほとんどないですが、在校生目線で「在籍中の通信制高校のコース紹介」をしています。
非通学型を極めたコースを紹介しているので、気になった方に読んでいただけると嬉しいです


最後は宣伝みたいになってしまいました…申し訳ないです。
ご拝読ありがとうございました。

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