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世界は美しいモノに溢れている -ご近所バラ園

ステイホームの昨年から、お天気の良い日は近所のお散歩が日課になっています。そこで気づいた、ご近所のお庭のステキさ。

5月になって、薔薇の花の季節になりました。
今までは薔薇園に行くと、ああ、ちょっと早かった、とか、満開過ぎちゃった、など思うことが多々あったのですが、ご近所バラ園はつぼみから満開まで、余す所なく楽しめるのが良いところです。

バラ園のように右も左も薔薇、というのも良いけれど、宝探しのようにお散歩しながら「あ、あそこに咲いている」と見つけていくのも、なかなか楽しいものです。


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お花屋さんで売っていそうな美しさ。先が尖ってくるんとそり返る「剣弁高芯咲き」。日本ではこれが「ザ・バラ」という感じですね。この位の開き方が一番好きです。

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このお見事な白薔薇はつる薔薇。道路沿い一面お見事です。

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オールドローズ系はころんとした形が可愛いですね。一般家庭とは思えない見事な薔薇のアーチ。


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柵の合間からオレンジ系2種類。

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芸術的です。


見事なバラの生垣も多々。

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白x赤のお隣のお宅は一面にピンクの薔薇。

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この2軒は通るたび、ふわっと薔薇の甘い香りが漂ってきます。

切り花として売れそうな立派な大輪の薔薇は、お庭の奥の方で咲いているお庭が多かったので写真は控えましたが、黒薔薇(黒みがかかった赤)の大輪のバラなどもあり、見応えがあります。珍しい品種は大切に育てていらっしゃるのでしょうね。


歩いているうち、だんだん花菖蒲もしおれ、紫陽花の蕾が大きくなってきて、季節の移ろいを感じます。カレンダーを見ているわけでもないのに、毎年同じ時期にちゃんと咲くなんて、自然の力ってすごいですよね。

人間も同じ自然の中の一部だから、そんなにあくせく頑張らなくてもちゃんとその人らしい花を咲かせることができるんだよね。。なんて、花を見るたびそんなことを思います。

今年は梅雨入りが早いようですね。
雨が続くと憂鬱になりがちですが、恵みの雨と考えて、雨の日も楽しみたいもの。

そして、晴れた日には外に出て、太陽の光を浴びながらご近所花園を楽しみたいと思います。


      🌹

私がとても好きだった番組「世界は欲しいモノに溢れている」のDVD発売が決定しました。NHKさん、関わって下さった関係者の皆様、ありがとうございます。

一番好きなメガネの回が含まれていて嬉しいです。

このシリーズは、この番組を思いながら書いていました。

過去の季節のお花巡り記事はこちら


こんな本を出したこともありました。



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