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自分で「明日の準備」ができる子に!保護者ができる5つのサポート

お子様はひとりで「明日の準備」ができますか?

3歳くらいでも、自分で幼稚園や保育園のバッグの用意をしたがる子もいれば、小学校6年生でも、ひとりでは準備ができない子がいます。

自分から動き、ひとりで明日の準備ができる子になるために、保護者ができることは何でしょうか?

ここでは、サポートの例を5つご紹介します。お子様がひとりで準備できるようになるために、一つずつお試しください。


① 持ち物リストをつくる

ランドセル、帽子、ハンカチなど、毎日持っていくものを紙に書いて「持ち物リスト」を作りましょう。

リストは、自然とお子様の目に入るところに貼ります。

ランドセル置き場の前など、リストを見ながら準備できる場所に貼るとさらに良いでしょう。

② やることリストをつくる

持ち物リストに続けて「やることリスト」も作りましょう。

「やることリスト」には、持ち物を用意するタイミングで、一緒にやることを書きましょう。例えば、こんなことです。

  • 用意したものをランドセルに入れる

  • 連絡帳を見て、足りないものを追加する

  • 明日の着がえを用意する

「用意したものをランドセルに入れる」なんて当たり前だと思わずに、最初は書いてみましょう。

お子様にとって本当に当たり前になり、「書いてある方がやりづらい」と言われるまでは、行動を一つひとつ書いておきましょう。

③ いつやるか決める

お子様と相談して、いつ持ち物を用意するのか決めましょう。

宿題が終わっていないと、せっかく用意したものを再びランドセルから出すことになるので、 注意してくださいね。

宿題が終わったタイミング、お風呂に入る前、寝る前など、お子様の生活サイクルにあわせて、やりやすい時間を決めましょう。

いつやるのか決まったら、持ち物リストに書いておくと良いでしょう。

④ 初めは手伝う

最初から一人でできる子はいません。

初めのうちは、「時間になったから、明日の準備を始めよう」と言って、大人が手伝ってあげましょう。

慣れてきたら、少しずつ手を放していくことも大切です。

「そろそろ用意をする時間かな?」「次は何をすればいいかな?」などと、声のかけ方を変えていきながら、徐々にお子様自身で動きはじめるように促していきましょう。

⑤ 場所を整える

お子様が一人で用意するためには、物の場所がお子様にとって分かりやすい必要があります。

ふだん使うものは、ひとまとめにして、出し入れしやすい場所に置きましょう。

洗濯後のハンカチなどは、お子様自身でしまうようにすると、場所も覚えますし、家事を身につける上での最初のステップとしてもおすすめです。

最後に

明日の準備をするのは、社会生活をおこなう上での大切な習慣です。

毎日の習慣づくりには、保護者の働きかけが不可欠。忙しい保護者が適切なタイミングで、適切に関わりあうためには、デジタルツールを活用するのも方法の一つでしょう。

iPhone & iPad用のアプリ「チアミー(Cheermee)」は、保護者がお子様にほめるスタンプを送ることで、習慣化をうながします。

やる気を引き出す便利なツールを活用しながら、お子様の自立を応援していきましょう。

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